新年あけましておめでとうございます
こんにちは。エネブルの平山です。
経営に役立つヒントや情報を、色々な切り口からお伝えしていきます。
今日は、認知や集客に力を入れる土台として、
「会社や事業の羅針盤、持っていますか?」という話を。
昔から水不足が深刻だった讃岐地方、今年の夏に渇水にならないように、雨が降ってほしいなと願っているところなのですが、溜池やダムは、降った雨をそこに集める貯水機能を持っていますよね。
大きなダムでは、四方の山あいから流れ入ってくる水が、全部そこに集まっていきます。
組織に置き換えると、規模に応じて色々な人がそこに入って集まってくるわけですが、人の心が集まるその先に、準備しておくべきものがあります。
それは、組織として一つに心の焦点を合わせるための、理念やパーパス、ミッションといったものです。
ある調査によれば、売上規模が大きくなるにつれて、経営理念を持っている確率も高くなっていることが分かっています。
組織に流れ入ってくる人が増えれば増えるほど、企業風土としての調和性や一体感は大事な要素になりますし、チームビルディングの時にも有効ですよね。
例えばスポーツで言うと、ラグビーでは有名な“One for all , All for one”と言うフレーズがありますが、この言葉の反復が引き出すチーム・スピリットの強さは、相当なものがあると思います。
しかもこういった言葉の力は、皆が心を合わせてその理念を深めるほどにより強化され、強くなるものです。
であれば、企業や事業、プロジェクト単位においても、この言葉の力を活用しない手はありません。
表現を変えるなら、組織として社員やスタッフが全体としてどの方向に向かっているのかという「羅針盤」であり、「共通のゴール」の設定です。
皆で一つの船に乗りいざ航海に乗り出しても、キャプテンが向かうべき方向性、ゴールをはっきりと示さないでは、船は迷ってしまいますよね。
売上や収益の目標数字といった期間ゴール設定も大事ではありますが、それらはその時々で移り変わってゆくものです。
対して、理念やパーパス、ミッションといったものは、どんな時でも変わらずに向かうべき方向性を指し示してくれる羅針盤です。
それは経営において、時に迷うことや苦しいことがあっても、それを乗り越えてその先に常に向かおうとする、変わることのない意志の表明でもあります。
そのような理念を言語化し、その意味や想いを折りに触れて何度も確認し、深め続けることは、きっと組織の強固な土台を作ってくれる力になると思います。
やーまん/人財採用TikTok運用代行