新年あけましておめでとうございます
こんにちは。エネブルの平山です。
経営に役立つヒントや情報を、色々な切り口からお伝えしていきます。
今日のテーマは、
「『人間理解』の深さが事業を成長させる」です。
「人間理解」ってなんぞや、と思う方がいるかもしれませんね。
文字どおり「人間に対する理解」で、人間の心理や、人間の性質の理解といった普遍的なこともありますし、また、個々人の特徴とか適性の違いとか、そういう意味合いも含みます。
例えば今年、卓越した経営者であった稲盛和夫さんが亡くなられましたが、稲盛さんの著書などはまさしく、「人間理解」を深める上で最高の人間学の本だと思います。
ほかにも、東洋思想が好きな方もあれば、西洋哲学が好きな人もいれば、ビジネス心理やメンタルモデルのようなものが好きな方など、大きく捉えていろんな種類の「人間理解」の知恵があります。
中には、「自分はあんまり本読まないし…」とか、「自己啓発っぽいのってあんまり興味ないんですよね」っていう印象の方もいるかもしれませんが、
本でなくとも、今の時代はありがたいことにYou Tubeでも良い動画がいくらでもありますし、「啓発」というのは、自分や自分の事業の将来を「発展的に啓く」ということに繋がりますから、事業者にとってはある意味、必須のことですよね。
純粋に知識の学びとしても本当に深く面白いとは思いますし、でも事業者であればやはり、それを仕事に、売上に、組織づくりにと、さまざま具体的に活かしたいところ。
それで改めて、事業がうまく行っている人や、スタッフやお客さんとの関係が良好な人の傾向を考えてみるとやはり、「人間理解」というものをよく押さえている方が圧倒的に多いな、と感じます。
すごく平たくいうと、人を大切にする、人の良いところを活かし合う、人との心の絆を大切にする、といったことで、普通に考えて、そういうあり方を持った事業者のビジネスって、やっぱり上手くいく感じがしますよね。
考えてみれば、あらゆる仕事も事業も取引も、人と人との関係で成り立っているわけですから、「人間理解」が深く、特に人間心理や人間関係の要点を押さえている方の方が、事業が伸びやすいのは当然といえば当然のこと。
私の専門のマーケティングでもよく、購買者の心理についての話や、人間が商品を買う理由、買わない理由の心理などについて考えることがありますが、そういう時、自分の「人間理解」の蓄積は、やはり随所で役に立つなと感じます。
また、せっかく事業を営んでいるのであれば、スタッフやお客さんの心に良い状態が生み出され、広がっていくような、そういう人間でありたいものです。
「人間理解」については、関心や好みは人それぞれだと思いますので、みなさんもぜひ、自分に合った「人間理解」をさがし、深めて、事業に活かしてみてください。
やーまん/人財採用TikTok運用代行