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コラム

特許は会社を守るために存在し企業の生産活動を支えるものである

特許取得の活用法

2015年8月11日

会社の根幹を守る特許制度

これまでに世になかったような新技術や、革新的なアイデアは企業の命とも言えるものです。それを守る特許権は、まさに企業の根幹を支えてくれる頼もしい制度です。

特許がもたらしてくれるさまざまなメリットのうち、特に事業の継続および拡大に直結するようなポイントを紹介したいと思います。

あわせて、特許は権利を取得する前の、出願の段階でも少なくないメリットが得られます。

特許権を得るには、出願から少なくとも2~3年はかかります。特許権の存続期間は、出願のタイミングからスタートして20年間となります(実質的に権利が有効となる権利期間は特許登録後になります)。

この出願から登録までの期間のあいだは権利の行使はできませんが、メリットがないというわけではないのです。

特許出願時のメリット

よく「特許出願中」というコピーを、商品のパンフレットやウェブサイトなどで目にすることがあると思います。

この「特許出願中」という表記は、特許の出願をしたタイミングから掲載が可能になります。
特許は出願するだけでも相応のコストがかかるため、平凡な技術・アイデアで出願することは基本的にありません。
「特許出願中」という表記は、特許に出願できるような価値のある技術・アイデアである事のアピールになります。

また他社が新製品を開発・販売にあたって特許の調査を行う際に、仮に自社の技術が「特許出願中」の状態であっても十分な参入抑止となることが考えられます。

特許庁が提供するデータベースでは「出願中」であることが公開されています。特許の審査では「新規性(いかに新しいか)」が重要となりますが、その基準は出願日です。
つまり先に出願さえしていれば、その技術・アイデアに関しての他者に対する優位性は確保できます。

特許取得後のメリット

特許権を取得できれば、その技術・アイデアを独占的に使用することができます。
革新的な技術・アイデアに基づいた製品を独占的に販売できるため、その優位性は計り知れません。

また、20年間という存続期間にわたって、その技術・アイデアを核として最終製品を熟成していくことができます。権利が守られることで地に足の着いた製品づくりに邁進できる環境になるのです。

さらに、特許取得はその広告宣伝効果によって製品の売上向上につながるのみならず、技術開発力・独創性などの観点から企業やブランドのイメージ向上に大きく寄与します。

一朝一夕には向上することが難しいブランドパワーを、特許権の取得によって得ることが可能になるのです。

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