テーブル製作
木の家は「メンテナンスが大変そう」「掃除はどうしたらいい」などお手入れについてよくご質問をいただきます。全くお手入れしなくていいとはいきませんが、「思っていたよりも簡単だった」「とても愛着が湧いた」と喜ばれています。木の家のお手入れは特別大変ではありませんので、ご紹介していきましょう。
木の家の手入れに特別なことは必要ありません
木の家だからといってお手入れに特別なことは必要ありません。掃除は普通に掃除機や使い捨てタイプのモップ等でホコリをとってください。ただし、洗剤は使わず乾拭きか水拭きをしてください。
無垢材のフローリングの場合は、表面が塗装してある合板フローリングと違って足ざわりがよく、木の持っている断熱性や蓄熱性により、夏はさらっと、そして冬は温かく感じられます。見た目も優しく落ち着いた雰囲気やよい香りがします。
しかし、表面をコーティングしている建材に比べて、柔らかいので汚れやキズは付きますが、経年変化で何ともいえない風合いや味わいが出てきます。
水滴の輪じみなどは固く絞ったぞうきんで拭けばキレイに取れます。ですが、水拭きは頻繁にしないよう注意してください。あまりしすぎると、毛羽立ちの原因になるからです。黒ずんだ場合は市販のメラミンスポンジでこすると汚れが落ちます。
天然の自然塗料を家族で一緒に塗ると木の家への愛着が湧く
塗装されている建材に比べて無垢材の場合は、汚れがつきやすいので天然の自然塗料を塗ることをおすすめしています。
自然塗料を、薄く伸ばして塗ります。そして、塗料が乾かないうちに布で乾拭きします。そうすることで均等に伸びるので、塗りムラを防ぎます。これだけで木の色がグッと濃くなり、水滴などは弾くようになります。
このひと手間で木の家はより長持ちします。ご家族で一緒に塗ってみてはいかがでしょう。お子さんも物を大切にする心が自然と培われるのではないでしょうか。
傷やヘコミは数年に一度メンテナンスをして表面を新品に
月日とともに味わいが深まる木の家。柱のキズも、お子さんの成長とともにとてもよい思い出になります。ですが、物を落として凹んだキズが木の繊維が圧縮されただけであれば、水で濡らすだけで少し元に戻るケースがあります。ほかのキズに関しては表面を紙やすりで削るといったメンテナンス方法もあります。
お子さんが幼い頃はいろいろとキズが付くことも多いと思いますので、中学生くらいに成長したタイミングで、家族一緒に表面をメンテナンスしてはいかがでしょうか。香りもいいですし、リフレッシュできると思います。