♡大切な人のこころの不調や変化に「気づく」こと

こんにちは！
ご家族や同僚、友人などのこころの不調に気づくためには、
「日常の小さな変化に気づくこと」が大切ですよね。
まとめてみました。

◎こころの不調に気づくポイント
1. 行動の変化
・外出や人と会うこと、しゃべることを避けるようになった
・表情が乏しく、笑わなくなった
・急に活動的でなくなった、逆に落ち着きがなくなった
・仕事や家事などの日常生活に支障が出ている
2. 感情・気分の変化
・イライラしやすくなった
・些細なことで泣いたり怒ったりする
・「消えたい」「もうだめだ」などの発言が増えた
・楽しいと感じることがなくなった
3. 身体の変化
・食欲が極端に落ちた、または増えた
・いつもお酒臭い、酔っぱらっている
・不眠、または過眠が続く
・頭痛、吐き気、だるさなどの不定愁訴が増えた
4. 言動の違和感
・失礼な言動や態度が目立つようになった
・話す内容がまとまらない、支離滅裂になる
・被害妄想的な発言がある（「監視されている」「攻撃されている」など）
・自分の存在に対して否定的な言葉が多くなる
これだけではないと思います。
とにかく変化に気づくことが肝心です。

◎大切なのは「否定しないこと」
心の病は、外から見えにくく、本人も「疲れのせい」「自分の甘え」などと感じやすいものです。「いつもと違うな」「ちょっとおかしいな」と感じたら、その直感を大事にしてください。
そして、
・責めないこと
・話を聞こうとする姿勢をもつこと
・必要に応じて医療や支援機関につなげること
がとても重要です。

◎迷ったときには「相談」から
ご家族や同僚、友人のことで悩んだとき、家族や友人同士だけで抱え込まず、専門機関に相談することも選択肢です。精神保健福祉センター、保健所、地元の地域包括支援センターなどの専門機関、そして「こころの家族相談会」なら同じ立場の家族が寄り添います。

5人にひとりが生涯でこころの不調を経験する時代です。
珍しい、恥ずかしい、情けない病ではありません！
大丈夫、あきらめないで！
ぜひ勇気を出して大切な人のために、
相談にお越しください。

お待ちしています！