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遺品整理、生前整理なら何でも相談できる総合窓口

どんな相談でも親身になって解決する遺品整理のプロ

北村信一

北村信一 きたむらしんいち
北村信一 きたむらしんいち

#chapter1

10年間で3000件の実績、北陸と新潟で信頼を築く

石川県を拠点としながら、北陸三県と新潟で遺品整理を手掛けているASKメモリアルの会長、北村信一さんは、遺族の気持ちになって遺品整理を代行するプロ。これまでに数々の依頼をこなし、遺品整理においては北陸ナンバーワンと言える信頼と実績を積み重ねてきました。

北村さんはもともと運送業を営んでおり、愛と安心の「A」、誠実と誠意の「S」、感謝と感動の「K」を組み合わせた社名「ASK金澤」を設立し、地域の物流に携わってきました。

「子供の頃から人を喜ばせることが大好きで、そういった思いがいまの仕事のルーツ」だと語る北村さんは、運送業を通じ、遺品整理で困っている人たちが非常に多いことを痛感。そういった遺族の役に立ちたいと考え、遺品整理の事業を立ち上げました。

事業開始から10年が経ち、これまでに手掛けた遺品整理は何と約3000件。紆余曲折ありましたが、「とにかく依頼者に喜んでいただきたいという一心でここまで来ることができた。仕事のスピードや丁寧さを大切にすることはもちろんですが、遺族の立場になって取り組んできたつもり。最終的には依頼主に感動してもらいたい…そういったことを常にスタッフと共有しながら歩んできました」としみじみ。そんな信念と努力があってこそ、北陸の遺品整理事業者として確固たる地位を築くことができたわけです。

#chapter2

知識とスキルを持った遺品整理のプロが真心込めて対応

ASKメモリアルでは、遺品整理士認定協会の認定する遺品整理士の資格を取得したスタッフが10名在籍(2020年6月現在)。遺品整理に関する知識やスキル、ノウハウ、モラルを持ち合わせた専門家として親身に対応しています。北村さん自身も、同協会の顧客満足度向上委員会の副委員長を務め、業界全体のレベルアップに尽力する人物です。

その心遣いは微に入り細に入ります。「故人が生前使用していた品物や家財は、どんなものであっても粗末に扱うことはいたしません」ときっぱり。例えば、遺品整理に向かう際は、ゴミ収集に使用するパッカー車は決して使用しません。トラックで向かい、丁寧に運び込んで処理しますが、それも「遺品をゴミ扱いしない」というポリシーからなのです。

ゴミを不法投棄する悪質な業者が絶えない中、企業としての在り方も徹底追求。産業廃棄物や一般廃棄物を処理する許可や、古物商の許可など、遺品整理に必要となる法的なライセンスは可能な限り取得しています。コンプライアンスを遵守し、「ここであれば信用して任せられる」という企業体制を確立しています。

そんなASKメモリアルには毎日多くの依頼が寄せられていますが、最近は生前整理についての相談が増加しているのだとか。「元気なうちに自宅をすっきりさせて、残りの人生を楽しみたい」「子供に迷惑を掛けないようにして旅立ちたい」といった要望が増えており、北村さんは生前整理のプロとしても詳しくアドバイスしています。

北村信一 きたむらしんいち

#chapter3

大型家具などの遺品をフィリピンへ輸出して有効活用

近年は遺品を海外へ輸出し、有効利用するルートも開設。「大型の家具などはまだまだ使えるのに、日本で売れずに破棄されてしまうケースが多い。それではもったいないですよね。遺族からも、壊してしまうのではなく、どこかで誰かが愛用してくれれば嬉しいという要望をずっとお聞きしていたのです」。そこで、フィリピンやカンボジアへ輸出して再利用。“モッタイナイ”の精神から遺品の第二の人生を切り開いています。

北村さんは、故人が愛用していた洋服や着物などで小物を作り、遺族に贈る心遣いもしています。ある遺品整理を請け負った際、故人のYシャツで壁掛けを作って届けたことも。すると、依頼主である母親が感動し、丁寧なお礼の手紙が届いたそうです。「ASKメモリアルにお願いして良かった」という喜びの声は次々と届いており、そういった時にやりがいを感じると話してくれました。

業務を超えた配慮はすべて依頼主に満足してもらい、「遺品整理を新たなスタートのきっかけにして、次の人生を切り開いてほしい」という切なる願いから。今後は、海外への輸出もさらに促進しながら、遺品整理に関するどんな相談、要望にも応えられる総合的な窓口として成長していきたいと力強く語ります。

趣味はマラソンとトライアスロン。白山麓の250キロを走破する超人的なトレイルランニングの大会に出場し、一週間をかけて完走したことも。「一度決めたことはどんなことがあってもやり抜く性格なのです」と笑いますが、北村さんはこれからも、遺品整理を通じて人々を喜ばせていくという長い道のりを走り続けることでしょう。

(取材年月:2020年6月)

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北村信一

どんな相談でも親身になって解決する遺品整理のプロ

北村信一プロ

遺品整理業、不用品回収業

ASKメモリアル

遺品整理に関する知識やスキルを持つ専門家である遺品整理士の資格を持つ社員が親身に対応。家の解体から不動産の処分に至るまで何でもワンストップで相談でき、遺品整理の総合窓口として頼もしく問題解決している。

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