産業廃棄物を処理する企業の“大変”を解決します（2/3）

手仕事で作業、経費を抑えてリーズナブルにサービス提供

既に契約している取引先への収集もスピーディー。連絡を受けた当日か翌日には駆けつけていますが、そんな対応ができるのはなぜでしょうか？その答えは、本さんやスタッフが普段から積み重ねている地道な努力と、フットワークの軽さ、さらに自分たちの考える力をフル回転させていることにありました。

「このお得意さまであれば大体これくらいのペースで処理依頼が来るという予測を立てて動いているのです。担当者さまの性格を把握したり、コミュニケーションを密にしたり。そういったことに基づいて、依頼が来る時期に待機しているのです」

海外の廃棄物輸入規制強化に伴い、産業廃棄物の処理費用が高騰している中、できるだけリーズナブルにサービス提供していることも特色。大手の処理業者は、作業の効率化を図るため高額な大型機械を導入していますが、北陸廃プラ産業では、いまでも手仕事によって積み込み作業をしています。「高価な機械を持たず、できるだけ経費を下げることによって、その分をお客さまに還元できる」というわけです。

北陸廃プラ産業のスタッフは、単なる運転手や機械のオペレーターではなく、知識も経験も豊富。そのため現場での臨機応変な対応が可能。現在は本さんを含む三人で作業していますが、「三人でできる仕事の分量ではない」と驚かれることも。少数精鋭のチームで、急な案件でも柔軟に対応しています。

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