みなと銀行に法人口座を開設しました
はじめに
2月は「化学物質管理強調月間」です。 化学物質管理は、労働衛生の基本である作業環境管理・作業管理・健康管理 の3つをどう組み合わせるかで質が決まります。今月は、これらを“デザイン”として捉え、現場が自律的に安全行動を選べる仕組みづくりを考えます。
今月の快適職場デザインポイント
1. 化学物質管理者は“基盤を押さえて現場を整えるデザイナー
管理者の重要ポイントは次の3つです。
・危険有害性を把握し、分かりやすく伝える
・リスクアセスメントでリスクを見える化する
・作業手順・保管・廃棄の流れを整える
この基盤があるからこそ、設備・作業・人の動きが自然と安全につながる職場をデザインできます。
2.リスクアセスメントは“自律的に考えるための思考ツール”
点数付けではなく、「どこにリスクがあり、どう下げるかを自分で考える」ためのプロセスです。現場観察と危険有害性の理解を結びつけることで、作業者自身が判断できる環境が育ちます。
3. SDSは“正しく伝えるための情報ツール”
SDSは危険有害性を伝える公式な情報源です。大切なのは、内容を正しく読み解き、作業手順や保管・廃棄に落とし込むことです。
・危険有害性の項目を正しく理解する
・作業手順書とSDSの内容を整合させる
・新規物質導入時等はSDSを基にリスクを再確認する
“読むだけ”ではなく、作業の判断に活かすために読み解くことが、事故防止と快適な作業環境づくりにつながります。
衛生工学の視点からひとこと
化学物質管理の目的は、仕組みを理解し、労災を出さず、働く人が快適に作業できる空間をつくることです。設備・手順・教育が連動し、迷わず安全行動を選べる環境づくりを続けていきましょう。
来月予告(2026年3月号)
テーマ:「花粉症と職場環境デザイン」
春先は集中力の低下や作業効率への影響が出やすい季節です。
働く人が快適に過ごせる空気環境と作業配慮のポイントを、労働衛生工学の視点から分かりやすくお届けします。
引用:厚労省HP https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65341.html



