「建設現場安全衛生パトロール」への参加
2025年9月20日、21日に、北里大学白金キャンパスにて開催された日本産業保健法学会第5回学術大会にて、弊社代表がシンポジストとして登壇しました。
登壇したシンポジウムの概要
登壇したシンポジウムは、大会2日目(9月21日)16:30~18:00に第2会場で開催されたシンポジウム10「改正安衛法、化学物質管理を自律的に取り組むには ~取り組み事例から考える自律的管理~」でした。
安衛法令改正により、リスクアセスメント対象物を製造もしくは取り扱う事業者は自らリスクを評価し、必要な措置を選択・実施する「自律的管理」が求められることになりました。本シンポジウムでは、3名の専門家(化学物質管理専門家、専属嘱託産業医、健診機関の嘱託産業医)が、現場での実践例や現場課題を共有し、化学物質管理の基本的な考え方と初めの一歩を示すことを目的とし開催されました。
化学物質管理専門家の立場からの発表
弊社代表は、化学物質管理専門家の立場から、「自律的な化学物質管理を推進する事業場の課題感と解決アプローチ」について約20分間の発表を行いました。
主な課題感として、① リスクアセスメント対象物の抽出漏れ、② 労働衛生の三管理が一体的に機能していない、③ 事業者間での取り組みレベルの格差、を示した上で、 それら課題感に向けた解決アプローチを示しました。
発表後のディスカッション
私が化学物質管理専門家として発表後、その他2名の先生が専属嘱託産業医、健診機関の嘱託産業医の各立場としてご発表された後、座長の先生の進行によりディスカッションが行われました。
フロアーからもご質問が多数あり、活発なディスカッションだったと思います。
まとめ
今回は、弊社代表がシンポジストとして登壇した内容を簡単ですが、ご紹介しました。
本学術大会の内容は2025年10月末までオンデマンド聴講ができます。しかし、残念ながら、上記のシンポジウム10はオンデマンド未配信なのです・・・。
学会事務局には、聞き逃した多くの方から聴講できないかとの問い合わせがあったと聞きました。
以上、ご報告まで。



