Mybestpro Members

宇野俊明プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

計画修繕のポイント

宇野俊明

宇野俊明

テーマ:計画修繕について



________________________________________
計画修繕のポイント
1. 計画修繕の目的
•建物の性能を維持し、資産価値を落とさない
•突発修繕を減らし、長期的なコストを最適化
•修繕積立金の健全性を確保し、将来の負担増を抑える
理事会向けの説明例
「計画修繕は“建物の健康診断と予防医療”です。放置すると重症化して高額になる部分を、軽症のうちに治すイメージです。」
________________________________________
2. 長期修繕計画(LTP)の役割
•30〜40年スパンでの修繕項目・周期・概算費用を整理
•修繕積立金の妥当性を判断する基準
•大規模修繕のタイミングを決める根拠
理事会向けの説明例
「長期修繕計画は“未来の家計簿”です。何年後にいくら必要かを見える化することで、積立金の値上げ判断も合理的にできます。」
________________________________________
3. 実際の計画修繕の流れ
① 現状調査(劣化診断)
•外壁、屋上防水、鉄部、設備などの劣化度を評価
•調査結果を写真とランクで示すと理解されやすい
② 優先順位付け
•安全性
•雨漏りなどの緊急性
•劣化進行の速さ
•費用対効果
③ 工事範囲・仕様の検討
•仕様比較(標準・耐久性重視・コスト重視)
•ライフサイクルコスト(LCC)で説明すると納得度が高い
④ 費用と積立金の整合性
•LTPとの整合
•積立金不足の場合の選択肢(値上げ・借入・工事範囲調整)
⑤ 理事会・総会での合意形成
•写真・図解・色分け表が圧倒的に有効
•「専門用語を使わない」より「専門用語を“翻訳”する」方が信頼される
________________________________________
4. 理事会が理解しやすい資料のコツ
● 写真は“ビフォー中心”で
•劣化の深刻度が一目で伝わる
•工事の必要性を説明しやすい
● 表は色分けで優先度を示す
•赤:緊急
•黄:注意
•緑:経過観察
● 1ページ1テーマ
•理事会は“情報量の多さ”より“理解のしやすさ”を重視
● 専門用語は「一言補足」を添える
例:
•シーリング(外壁のつなぎ目のゴム材)
•付帯部(手すり・鉄部など外壁以外の細かい部分)
________________________________________
5. よくある理事会の不安と、プロとしての答え方
理事会の不安 プロとしての答え方のコツ
本当に今やる必要があるのか 劣化写真+放置した場合のリスクをセットで説明
費用が妥当か 仕様比較・相見積りの透明性を示す
工事中のトラブルが心配 住民対応フローを事前に提示
工事後どれくらい持つのか 仕様ごとの耐用年数を図で示す
________________________________________

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

宇野俊明プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

宇野俊明
専門家

宇野俊明(マンション管理士)

宇野俊明マンション管理士事務所

国交省のガイドラインに沿った長期修繕計画の作成や修正ができるシステムを開発。工事時期の変更、物価変動指数を反映した工事費や月々の修繕積立金額による収支バランスなどの、シミュレーションが簡単にできます。

宇野俊明プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

100年住めるマンションにするための長期修繕計画のプロ

宇野俊明プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼