外構工作物の改修について

駐車場の修繕、ここは理事会からも必ず質問が出る“わかりにくいポイント”のひとつ。だからこそ、技術的な正確さと、非専門の理事さんにも伝わる整理が大切になります。
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① 駐車場修繕でまず押さえるべき3つの視点
1. 劣化状況の把握(現状診断)
駐車場は種類によって劣化の仕方が大きく変わります。
•アスファルト舗装:ひび割れ、わだち、表面の摩耗、沈下
•コンクリート舗装:クラック、表面剥離、鉄筋腐食
•機械式駐車場:チェーン・ワイヤー・モーター・塗装・安全装置の劣化
•屋内駐車場:床塗装の摩耗、白華、漏水跡
診断結果を「写真+簡潔コメント」で示すと、理事会の理解が一気に進みます。
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② 修繕方法の選択肢(専門外の人にも伝わる整理)
■ アスファルトの場合
劣化レベル対応目安周期
軽微なひび割れクラック補修3〜5年
表面摩耗表層の再舗装(オーバーレイ)10〜15年
全体劣化・沈下全面打ち替え20〜30年
■ コンクリートの場合
•クラック補修
•表面保護材塗布
•劣化が進んでいれば部分打ち替え
■ 機械式駐車場
•部品交換(チェーン・ワイヤー・モーターなど)
•塗装更新
•制御盤更新
•20〜25年でリニューアル or 撤去検討
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③ 理事会向けに“伝わる”説明のコツ
次の3点が特に効きます。
1. 写真は“同じ角度・同じ枠”で並べる
A4縦の固定枠テンプレートがここで活きます。
ビフォー/アフターが一目でわかり、説明がスムーズになります。
2. 色分けで判断基準を明確に
•赤:要修繕
•黄:注意
•緑:良好
理事会は「なぜ今やるのか」を知りたいので、色分けは説得力を生みます。
3. 費用と周期を“セット”で示す
例:
•表層舗装:150〜250万円(10〜15年周期)
•全面打ち替え:400〜700万円(20〜30年周期)
周期を添えるだけで、理事会の納得度が大きく変わります。
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