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給水設備の種類について

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テーマ:給水設備の種類

給水設備の種類

大規模修繕で扱う「給水設備の種類」は、大きく分けて3方式(直結方式/受水槽+高置水槽方式/受水槽+加圧ポンプ方式)です。
それぞれの特徴・メリット・デメリットを理解しておくと、理事会説明や方式変更の検討が格段にしやすくなります。
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■ 大規模修繕で押さえるべき「給水設備の種類」
以下は検索結果に基づく、マンションで一般的な給水方式の分類です。
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1. 直結方式(直結給水・直結増圧給水)
● 直結方式(低層向け)
•水道本管 → 各住戸へ直接給水
•3階まで直結可能(条件により4〜5階も可)
● 直結増圧方式(中高層向け)
•「直結増圧ポンプ」を設置し、高層階まで直結給水が可能
•近年もっとも普及が進む方式
メリット
•貯水槽が不要 → 衛生的・維持管理コストが低い
•水が新鮮で赤水リスクが低い
•スペース削減(屋上・地下の水槽が不要)
デメリット
•本管水圧に依存するため、地域条件に左右される
•停電時は給水停止(非常用電源があれば可)
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2. 受水槽+高置水槽方式(重力式)
仕組み
•地下の受水槽 → 揚水ポンプ → 屋上の高置水槽 → 重力で各住戸へ給水
メリット
•水圧が安定(重力式)
•停電時でも高置水槽の残水が使える
•変動負荷に強い
デメリット
•屋上に水槽が必要 → 建物荷重が大きい
•貯水による衛生リスク(清掃・法定検査が必要)
•更新費用が大きい
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3. 受水槽+加圧ポンプ方式(加圧給水)
仕組み
•地下の受水槽 → 加圧ポンプ → 各住戸へ給水
•高置水槽は設置しない
メリット
•高置水槽が不要 → 建築的に有利
•受水槽があるため変動負荷に強い
•減圧弁などで調整しやすい
デメリット
•貯水による衛生リスク
•ポンプ故障時の影響が大きい
•法定検査・維持管理コストが必要
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■ 大規模修繕での「給水方式」検討ポイント
① 現行方式のまま更新するか
•配管劣化状況
•ポンプ・水槽の更新時期
•建物高さ・本管水圧
② 直結方式への変更が可能か
•本管水圧の調査が必須
•直結増圧ポンプの設置スペース
•水槽撤去の可否(構造・コスト)
③ ライフサイクルコスト
•水槽方式は維持管理費が高い
•直結方式は初期費用が高い場合もあるが、長期的には安くなる傾向
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■ 給水方式の比較表(俊明さんの理事会説明にも使いやすい)
給水方式    衛生性停電時   維持管理費建物への荷重普及傾向
直結方式      ◎×(非常電源で可)◎    ◎      増加
直結増圧      ◎△        ◎    ◎      急増
受水槽+高置水槽△◎        △    ×      減少
受水槽+加圧ポンプ△×        △    ○      横ばい
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■ 理事会説明資料に入れると効果的なポイント
•「なぜ方式変更を検討するのか?」を冒頭に
•方式ごとの維持管理費の違いを図解
•水槽撤去のメリット(衛生・スペース・コスト)
•本管水圧調査の必要性
•更新時期の目安(ポンプ15年、水槽20年など)
•写真枠付きで「現状の問題点」を視覚化
私の得意な「A4縦・シンプル・色分けスタイル」でまとめれば、非専門の理事にも非常に伝わりやすくなります。
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国交省のガイドラインに沿った長期修繕計画の作成や修正ができるシステムを開発。工事時期の変更、物価変動指数を反映した工事費や月々の修繕積立金額による収支バランスなどの、シミュレーションが簡単にできます。

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