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外壁等の塗装工事について

宇野俊明

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テーマ:外壁等の塗装工事

外壁等の塗装工事

外壁塗装は大規模修繕工事の中核であり、美観維持だけでなく建物の耐久性・資産価値を守るために不可欠です。一般的には築12〜15年ごとに実施が推奨され、劣化サインを見逃さず計画的に行うことが重要です。
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■ 外壁塗装工事の目的
•美観の維持・向上
新築時のような外観を取り戻し、マンション全体のイメージアップにつながる。
•建物の保護
塗膜が雨水や紫外線から外壁材を守り、コンクリートの中性化や鉄筋の腐食を防止。
•機能性の付加
遮熱・断熱、低汚染、防カビなどの機能性塗料を採用することで居住環境改善や維持費削減が可能。
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■ 工事の流れ
1.足場設置・養生
安全確保と周囲への飛散防止。
2.高圧洗浄
外壁の汚れや古い塗膜を除去。
3.下地補修
ひび割れや浮きの補修を行い、塗装の密着性を高める。
4.下塗り(プライマー)
外壁材と塗料の接着を強化。
5.中塗り・上塗り
耐久性と美観を確保するため2層以上塗布。
6.乾燥・仕上げ・検査
最終チェックを行い、品質を保証。
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■ 費用相場
•マンション外壁塗装:数千万円規模(規模・塗料種類による)
•塗料の耐用年数:8〜12年程度が一般的
•見積もりの注意点:塗料の種類、保証内容、施工範囲を明確に確認することが重要。
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■ 注意点
•周期の目安:国のガイドラインでは12〜15年ごとに推奨。
•劣化サイン:色あせ、チョーキング(白い粉)、ひび割れ、塗膜剥がれ。
•業者選び:豊富な実績、保証内容、住民対応の丁寧さを確認。
•トラブル防止:見積もりの透明性を確保し、複数社比較が有効。
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■ 実務的ヒント
理事会報告用には、**「劣化サインの写真+簡潔な説明」**をA4縦型テンプレートにまとめると、非専門の理事にも理解しやすくなります。特に「チョーキング現象」や「ひび割れ写真」を色分けで示すと、修繕の必要性が直感的に伝わります。
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宇野俊明(マンション管理士)

宇野俊明マンション管理士事務所

国交省のガイドラインに沿った長期修繕計画の作成や修正ができるシステムを開発。工事時期の変更、物価変動指数を反映した工事費や月々の修繕積立金額による収支バランスなどの、シミュレーションが簡単にできます。

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