防水工事の監理業務について

修繕工事の履歴から、改修が必要な個所や問題点を把握します。
修繕工事記録などの履歴情報は、マンションの弱点や不具合の傾向を把握する手掛かりとなります。
修繕工事の記録は、資料として保管される事が少ないため、いざ調べるとなると困難を伴いがちです。日頃から整理して保管するルールを作っておくといいと思います。
修繕履歴は様々な資料から読み解く必要があります。
アフターサービス基準に基づく点検・補修記録などから初期不良の傾向や、多発している不具合などの情報が把握できます。
総会議事録・理事会・修繕委員会の記録からも、修繕や改修の経緯や背景が分かります。
保守・点検記録から、設備機器の状況が確認できます。エレベーターや機械式駐車場、ポンプ・受水槽など、特殊建築物の定期報告書からも情報を集められます。
工事記録から、実施した工事の範囲・修繕仕様を確認できます。
保険対応の記録から漏水事故等の補修が分かります。



