防水工事の監理業務について

管理組合の主要な経理は管理費と修繕積立金です。
建物の維持管理や、管理会社への委託などにかかる費用として、区分管理者から毎月一定の金額を集めています。管理費会計と修繕積立金に区分して経理されます。管理費会計が不足した時などに修繕積立金会計から流用したりしないようにしなければいけません。このほかに駐車場会計等を設けている場合があります。それぞれの会計については終始予算書・収支決算書・貸借対照表を作成し、総会で承認を受けなければなりません。滞納がある場合は、文章などによる督促が必要となります。
修繕積立金は定期的に行う計画修繕の費用で、取り崩しには総会決議が必要です。
修繕積立金は定期的に行う計画修繕に向けて工事費などを積み立てておくものです。大規模修繕に関して行う調査・診断費用、設計・工事管理費もこれに含まれます。徴収額は長期修繕計画で予測した金額を専有面積などで案分し、月割りにするのが一般的です。
管理費は保守点検、小修繕、管理委託費など日常支払いに充てられる会計です。
管理費は共用部分の水道光熱費のほか、エレベーターや給排水設備の保守点検、日常の小修繕、管理会社の委託費などに充てられます。区分所有者から徴収される額は、所要額を個数案分や面積案分などで決められます。



