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マンションの修繕周期の考え方

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テーマ:マンションの修繕周期


マンションの修繕周期の考えかた

経年劣化を補正していく、計画修繕

建物の性能は、経年とともに劣化します。劣化した性能をもとの水準まで戻す事を修繕と言い、それ以上に引き上げることを改良と言います。修繕と改良を含めた物を改修と永義しています。

この改修を定期的に繰り返すことで建物の耐用年数を伸ばして行こうとするのが計画修繕と言われています。

維持管理の目的である安全、安心、快適な居住環境の為にいかにして改修していくかが建物の性能向上のために大切です。

修繕周期を設定して大規模修繕をこなっていく

基本となるのが大規模修繕工事の周期です。仮に15年周期ですと中間の7年目ぐらいに修繕周期の短い鉄部塗装や防水保護塗装が入ります。給排水設備とか電気設備も周期に合わせると共通仮設の合理化などメリットも増えます。
設備関連の修繕は3回目位から入って来ますので、計画修繕のコントロールをきちんとしないと大変なことになります。

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宇野俊明(マンション管理士)

宇野俊明マンション管理士事務所

国交省のガイドラインに沿った長期修繕計画の作成や修正ができるシステムを開発。工事時期の変更、物価変動指数を反映した工事費や月々の修繕積立金額による収支バランスなどの、シミュレーションが簡単にできます。

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