コミュニケーションスキルを高めるプロ
馬場瑞穂
Mybestpro Interview
コミュニケーションスキルを高めるプロ
馬場瑞穂
#chapter1
北海道札幌市を拠点に、人材育成コンサルタントとして企業や医療・福祉現場の教育を支援する「JBM Enterprise」代表・馬場瑞穂さん。コミュニケーションをメインにビジネスマナー、接客・接遇、リーダー育成を軸に、組織の課題に合わせた実践的な研修を行っています。
馬場さんは医療系専門学校を卒業後、大学病院や総合病院で研究職・秘書職に従事。その後、富士ゼロックス、セディナで営業職、日本経済新聞社で記者アシスタントを経験しました。複数の業界で「社員」として働き、自ら会社と飲食店も経営してきた経験が現在の人材教育の土台です。マナー・プロトコール検定2級やコミュニケーション能力1級、心理カウンセリング1級・コーチング1級などの資格も取得しています。
同社が考える「人間力」は、知識や技術だけではなく、コミュニケーションを通じて信頼を築き、周囲によい影響を与える力。組織に必要な「信頼を築く力」「相手に届く伝え方」「円滑なチームワーク」を、受講者が自分の仕事に置き換えて考えられる内容に落とし込みます。
企業向けでは新入社員から管理職、次世代リーダーまで幅広く対応。医療・福祉分野では医療接遇、管理者育成、接遇トレーナー育成など、現場に深く入り込んだ支援も行います。JICA、JTB、ヤマト運輸、トヨタ関連企業、医療機関、福祉施設、行政・団体などで実績を重ねています。
#chapter2
馬場さんが2008年に開業した「Japanese Bar 椛」は、もう一つの実践の場です。異なる立場や価値観を持つ顧客と接し、会話の運び方や距離感、気配りを重ねてきました。大学生も積極的に採用し、社会に出る前の礼儀や対話力を身につける人材育成にも取り組んできました。
2012年に株式会社JBM Enterpriseを設立。現場で培った経験を、接客・接遇、コミュニケーション、飲み会マナー・飲みニケーション研修などに活かしています。現在は企業ごとの課題や目標に合わせたオーダーメードが中心で、ディスカッションやワークショップを取り入れ、実践しながら身につける構成です。
同社サイトでは、クレームが90%減少し顧客満足度が向上した事例や、職場のコミュニケーション活性化によってチームの生産性が高まった事例も紹介。研修を「受けて終わり」にせず、現場の変化につなげることを重視しています。
同社は受講者満足度90%以上、年間受講者数6000人以上を掲げています。受講者が参加し、考え、言葉にする時間を大切にした研修は、「楽しく集中でき、あっという間だった」と好評を得ているといいます。
研修は札幌市を中心に全国出張が可能で、オンラインにも対応。新入社員、若手、管理職、医療・福祉職など対象者に合わせ、遠方の企業や限られた時間で教育を行いたい組織にも柔軟に対応しています。
#chapter3
現在は、従来の企業研修に加え、医療・福祉向け人材教育、講師育成、教育顧問契約、海外視察や看護支援などへ事業領域を広げています。医療現場で経験を積んだ専門講師も在籍し、接遇やコミュニケーションだけにとどまらない学びを提供しています。
福祉業界には「知ることで救える命がある」という考えのもと、医療知識を学ぶ機会も提供。薬剤師や看護師など専門家と連携し、医療と福祉の距離を縮め、安心できる環境づくりを支援しています。
馬場さんが目指すのは、単にマナーの型を覚えてもらうことではありません。変化の大きい時代だからこそ、人と人が支え合い、互いの考えを理解し、信頼関係を築ける組織を増やすこと。「研修=コストではなく、未来への投資」という考えのもと、現場と経営の両方の視点から、学んだ翌日から行動に移せる教育を提案しています。
「社員として現場で働いた経験と、経営者として人や組織を見てきた経験、その両方があるからこそ伝えられることがあります。業種が違っても、人が集まる場所にはコミュニケーションと信頼が欠かせません。研修を通して、人と人、現場と経営、医療と福祉をつなぐ架け橋になりたいですね」
(更新年月:2026年8月)
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馬場瑞穂プロ
人材育成コンサルタント
株式会社 JBM Enterprise
医療・一般企業・飲食の多様な現場経験と経営者の視点を活かし、企業ごとの課題に合わせて接遇・コミュニケーション・リーダー育成などをオーダーメードで構築。実践型の人材教育を提供しています。
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