湯月大生プロのご紹介
職人芸に偏らず、依頼主と二人三脚で自然の美しさを生かした庭づくりを提案(3/3)
造園は一生の仕事。技術を若手に伝え、次世代に引き継いでいきたい
雑用ばかりの毎日でしたが「不思議と辞めたいという気持ちにはなりませんでした」と湯月さん。「道具を扱わせてもらって実技を覚え、早く一人前になりたい」の一心だったと言います。まわりに認めてもらうために、どんな業務も正確に手際よくできるよう工夫を凝らしました。5年を過ぎた頃から手ばさみを持ち、6〜7年目から独り立ちを意識するようになったと振り返ります。
前社で約10年、地道な努力を重ね、満を持して独立を果たした湯月さん。現在は、依頼主に寄り添うスタイルで、こつこつと顧客を増やしています。
「学生時代は飽きっぽい性格で、何一つ長続きしたことがありませんでした。でも造園を始めて変わりました。一生、この仕事をやっていくでしょうね。全然飽きがこないので、方向転換をしたいということもありません。この道に入って10年以上たちますが、今でもいろんな発見があります。深掘りすればするほど、知らないこともどんどん出てきます。まだまだ勉強したいし、自分でも伸びしろがあると感じます」
今後は、「湯月造園」の名をさらに広めると共に、庭の木々がもたらす豊かな暮らしを伝えていきたい。そして若い世代に造園の魅力を知ってもらい、技術を引き継いでいきたいと夢を語ります。
「業界に興味を持ってもらうためにも、多くの人が庭仕事に触れる機会を増やしていきたいですね」と湯月さん。四季折々の風情を楽しめる素晴らしい庭をつくるため、今日も現場に向かいます。
(取材年月:2021年11月)
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