法改正と自転車の通行
【事例】レガシィB4ホワイト
お気に入りの中古車をやっと見つけて、いざ購入。しかし納車されてよく見てみると、ボディー全体にうっすらとひび割れのような跡が広がっている…。そんな経験をされたお客さまが、当店「ロムカー東広島本店」にご相談くださいました。
「これ、このまま放置するとどうなるんだろう」という不安と、「せっかく好みの車を手に入れたのに、ボロボロになってしまうのでは」という悲しさ。お気持ちはよくわかります。そのお客さまのお悩みと、私たちがどう向き合ったかを、対応事例としてご紹介します。
他店では「全塗装が必要」と言われた、しかし本当にそうなのか
お客さまは、中古で購入した際から「ボディーの状態が少し気になる」と思いながらも、「まあ大丈夫だろう」とお車を受け取られました。ところが、自宅でじっくり見てみると、塗装面全体にひび割れのような細かな跡がびっしりと付いていることに気づいたのです。
まず他の業者に相談したところ、「ボディー全体を再塗装するしか手がない」という回答でした。再塗装は費用も時間もかかる大掛かりな施工。しかもオリジナルの塗装状態が変わってしまうというリスクも伴います。
そこで「塗装面の状態をしっかり確認できるプロを探したい」と当店を見つけていただき、ご相談にいらっしゃいました。
塗装の現状を一緒に確認し、「どこまで改善したいか」を共有する
私がまず行ったのは、お客さまと一緒に塗装面の現状を丁寧に確認することでした。LED照明の光を角度を変えながら当て、傷の深さや範囲、塗装の劣化状態を細かく見ていきます。
車の塗装は全体で約100ミクロンほどの厚みがあり、磨けるのはその上部にあるクリア層の約30ミクロン部分だけです。「研磨でどこまで改善できるか」は、実際に磨き始めてみないと断言できない部分があります。それを正直にお伝えした上で、「できるところまで丁寧に研磨する」という方向性でご同意いただきました。
お客さまの「このくらいまで良くなれば満足できる」という期待値を先に確認しておくことで、施工の方向性と目標がはっきりします。これは私が大切にしているステップのひとつです。
弱い研磨から始め、塗装を守りながら丁寧に仕上げる
施工で特に工夫した点は、研磨の強度と確認の頻度にあります。
通常の研磨では、ある程度の強さで一気に磨いていくことが多いのですが、今回はひび割れの状態が表面から奥にどれだけ及んでいるかが読めない状態でした。そのため、あえて弱い研磨から少しずつ始め、塗装面を傷めないよう慎重に進めました。
研磨を進めながら、こまめに表面の状態を光の下で確認する作業を繰り返しました。塗装面を破壊するリスクと、お客さまの期待値との間で丁寧にバランスをとりながら、通常よりも時間をかけて施工。「急がず、壊さず」が今回のポイントでした。
研磨によって塗装面が整ったら、次はコーティングです。
私たちが使用している「グロスアーマー」は、塗装面の微細な隙間に浸透してガラス質となることで、濡れたような艶と強度を生み出すコーティング剤です。塗装面と近い撥水性で水が流れ落ちやすく、汚れがつきにくいのも大きな特長です。研磨で塗装面を整えた後にこのコーティングを施すことで、艶と耐久性をさらに高めることができます。
「きれいになった!」——その一言がすべてでした
仕上がりを確認されたお客さまの第一声は「きれいになった!」でした。
特に状態が悪かった箇所は完全には取り除けませんでしたが、通常の使用では目立たない程度まで回復。グロスアーマーコーティングで艶と強度もアップさせ、これからも美しい状態を維持しやすい仕上がりになりました。
ようやく出会えた好みの車を、これからも長く大切にしていただける。そのお役に立てたことが、何よりうれしかったです。
中古車の塗装トラブルで大切なのは「期待値の共有」
塗装の問題で修理や施工を相談する場合、「どこまでどのようにして欲しいか」をあらかじめ整理しておくことがとても重要です。
「完璧にきれいにしてほしい」なのか、「普段使いで気にならない程度でいい」なのかによって、最適な施工方法もコストも大きく変わります。色々な手法を知っているプロなら、その期待値に最短で近づける具体的な解決策を提案することができます。
「他の業者に全塗装しか方法はないと言われた」という方でも、研磨や部分的な施工で改善できるケースがあります。まずは塗装の状態を正確に見極められるプロに相談してみてください。
今回の事例はホームページにて画像付きで詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
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