ビジネスをギャンブルにしない、簡単な試み。
ライター時代の20年間で、中国5県の経営約1000人を取材しました。
対象者は、当時経営者として成果を出し注目を浴びている人たちでしたが
今もずっと成果を出し続けている経営者の何人かが口にしていたことがあります。
それは「壁打ち」の重要性です。
壁打ちとは、テニスの練習で相手がいない場合、
1人で壁に向かって打っては返すを繰り返すトレーニング方法のことですが
ビジネスでは、2人以上でアイデアを出し合うディスカッションをいいます。
そんなのはいつもうちでやってるよ、という方もいらっしゃるでしょうが
毎回同じメンバー、それも手の内、頭のうちを知り尽くしている社内の人間同士でやる壁打ちでは
斬新なアイデアは期待できずブレイクスルーは起きません。
社外の人間であるのは当然として、できるだけ別業界の方を相手に選ぶのが肝心です。
前述のできる経営者からもインタビュアーである私に際し
「ちょうどいい、時間あるなら、ちょっとディスカッションしない?」と壁打ちをもちかけられたことが
何度もあります。
彼らは「業界の常識」という枠にとらわれることをよしとせず
常に新しいアイデアを貪欲に求めているからであり
住む世界の違う者からの、時に辛辣な批判にもウンウンなるほどねと
興味深く耳を傾けます。
マーケティングコンサルである私も業務の一部は「壁打ち」であり、これで生まれた新しいパッケージが
のちに主力商品になったケースも少なくありません。
最近は経営者懇親会などで知り合った方から
「壁打ちだけでもお願いできるか」とオファーがあり喜んでお受けしております。
仕事のアイデア出しだけでなく「楽しいからストレス発散にもになっている」という声も。
おっと、自分の宣伝になってしまいましたが笑
ご興味ございましたら遠路なくお問い合わせください。



