私のクライアントが広告を一切打たないのに「テレビや新聞で見たことがある」と言われる理由
経営者からの相談で最近多いのが「優秀な人材をどうやれば確保できるのか」です。
企業と学生のマッチングサービスを展開しているクライアントがいるので
そこらへんのリアルな情報は逐次入ってきていますが、
ズバリ言います。大学生の要望を聞きすぎてはダメですよ。
学生の気にいる受け答えはこうすべきとか、
面接官を学生側に選ばせてはどうか、とか、
入社が決まったら学生の親御さんを招いてパーティーとか
気は確かかおい、と言いたくなります。笑
見栄えを良くする画像修正アプリと同じで
つまらぬ幻想を抱かせてしまえば、
お互いいいことにはならないでしょう。
私はライター時代の20年間で、中国地方で1000人の経営者を取材してきましたが
今も結果を出し圧倒的な存在感を放っている経営者は、その当時、ボロい社屋にいたとしても
ちゃんと夢を熱く語れていたし、学生に媚びるような言動は一切ありませんでした。
今の時代、何かが狂っています。
うちは確かにオフィスは見た目も悪くイケてない。リモートでの採用だけどすべては暫定的であり、状況の変化によってフォーメーションも変わる。残業もある、だが、5年後には収益を2倍にするつもりで皆んな燃えている。なにより、うちの仕事は面白いぞ。さぁ、キミのできることはなんだ?興味があれば受け入れてもいい。
、、、一般ウケはしないかもしれませんが、こういうキラーオファーを堂々口にできる経営者の企業は期待大であり、
潜在的に高いポテンシャルを持った人材(いい意味で変人)には強烈にアピールします。
私のクライアントもこっち側を目指しています。だから成果を出せる。
ということで、少し先に予定している大学生へのセミナー「伸びる企業の見分け方(仮称)」でも
直接伝えようと思ってます。



