マーケティングの原理原則を否定する最近のベストセラー書籍は信用していい？

少し前、私のクライアント（アーティスト系）の平均商品単価が
1昨年の50倍になったというケースを紹介しましたが、その後、さらに大きなオファーがあり
500倍となりました。
どんな手法を使ったか。
繰り返しになりますが
最近マーケティング分野の書籍でベストセラーになった
芹澤連著「戦略ごっこ／マーケティング以前の問題」
盛岡毅・今西聖貴著「確率思考の戦略論」
この2冊の中で「使えない」とこっぴどく叩かれていた、
マーケティングの2つのオーソドックスな原理原則「ポジショニング」「ターゲティング」です。
つまりこの本に書いてあることの真逆をやった結果です。
著者の単なる批判と受け止められては困るのでこれ以上は控えますが（いいことも書いてあります）
たとえば武術の必殺技。
使いこなすまでになるにはかなりの修練が必要で、
ちょっとやっただけで成果が出ない、だから使えないというのはヘン。
ちゃんと手順を踏み、地道に実践していけば、
原理原則こそ普遍にして不変ということを
500倍を達成してくれたクライアントは実証してくれたと思っています。
「ポジショニング」と「ターゲティング」。これからもこれで行きますよ。