優先順位つけるのヤメましょう
いい商品やサービスパッケージができたのに、イマイチ市場の反応が薄いことがある。
原因のひとつとして「それをオファーする経営者自身が旧態依然」というケースが考えられます。
顧客に「見た目、話す内容、態度」に関し「なんかシャチョー変わったな」という好印象を与えられないと
付加価値が加わったことを、そう簡単には信じてもらえないのです。
これが「マーケティングは心理学」と言われる所以。
ただ、自分を変えようと思ってもどこをどうバージョンアップしていいかわからない。
おすすめなのが「新しく習いごとをする」です。
今まで経験のない、それも「難しそうな敷居の高いもの」がいい。
一度、まったくのド素人に立ち返ってみて、ゼロから師の教えを受けてみる。
学びのプロセスが、イノベーションを起こすためのステップアップの実践となり
また、謙虚さも生まれ、技術をマスターの妨げになっている修正すべき自分のクセも見えてくる。
7年前、あることがきっかけとなり、私が京都の観世流シテ方能楽師の門下生になってからの
変化の量と厚みは、とてもこのページでは足りないほどです。
見る世界がガラリと変わりました。
自らの無意識を意識できるようになり、間違った方法で自分を支配していた習慣にも気がついた。
観世流の謡曲は約210曲。ほとんどが600年前に作られた作品で
なぜ、そんな長い時代を生き抜いてこれたのか、
信長、秀吉、家康ら名だたる武将が能に魅了されたのか、そこから得た洞察も
一発屋で終わらない、長く愛されるビジネスの仕組みづくりの提案にも役立っています。
習い事を始めるには良い季節です。
あなたもいかがでしょう?



