巷でブームの「ターゲティング不要論」は正解か?
めざましいスピードで進化を遂げているAI。
商品や顧客のデータ分析や管理の自動化、作業の簡略化、
仕入れや広告発信のタイミング予測まで、
上手に使えば頼りになる面もいろいろありそうです。
ただ、良い面ばかり強調されているのが気になるところ。
たとえば昨年、生成AIでデザインやキャッチコピー、イメージソングまで制作する
専門家のデモを見る機会がありました。
必要な情報を評価AIに入力するだけで、あっという間に見栄えの良い
それらしいものは作ってくれますが、とても実装レベルではない。現段階では。
私だけでなく広告デザインに関わっているプロなら
誰もが感じるイケてなさでしょう。
要するにAIが優れていても、それを使う側の審美眼、美的センスが
AI以上でなければ、制作物の良い悪いは判別不能。
まずいことに、それはAIに使われ、いずれは淘汰される側であることも意味します。
というわけで、AIをフルに使いこなすには
「AIに負けない創造性と柔軟性に富んだ頭づくり」もセットで考える必要があると思うのです。
私は数年前から定期的に、経営者さんだけでなく
営業や経理担当者さんまで巻き込んでの能力開発プログラムに取り組んでいただき
効果をあげています。
最先端脳科学とコーチングに基づいた、楽しみながら取り組めるエクササイズですので
続けているうちにストレスが激減。本当です。
モチベーションや自己評価が上がった、仕事が楽しくなったとの声もあります。
自然と生産性も高まり、利益もアップ。
こうなってしまえば、AIやDXはまさしく「鬼に金棒」ですよ。