AIを使いこなすには、AIに負けない創造性&柔軟性に富んだ脳力が必要なワケ。
今年スタートしたNHK大河ドラマ「べらぼう」、これ、マーケティングに興味ある経営者さんは必見です。
主人公は、歌麿、写楽といった浮世絵師や戯曲作家など現代も語り継がれるクリエイターを
数多世に送り出し、江戸の粋な文化を大きく花開かせた蔦重こと蔦屋重三郎。
現代でも類例を見ないほどの超絶プロデューサーなわけです。
実は、舞台となる江戸中期は、現代日本とすごくよく似ているんですね。
異常気象や疫病の蔓延で人口が減少。
ここへ幕府の重農・緊縮財政が加わり、庶民の暮らしがギューギュー締め付けられるあたりも
大いに共感を呼ぶものです。
その「下降社会」の逆境を逆手に取って上昇気流に乗りまくった蔦重の
言い訳無用の大胆なチャレンジは大いに参考になります。
特に見ていただきたいのは、蔦重が一人でやるのではなく、才能のある者を見出し
ジャンルの垣根を超えてどんどんコラボし、
民衆を大喜びさせる高い付加価値を提供していく姿勢。
いかがでしょう。
業界のしきたりやルールを見直し、うまくやりやがったなべらぼうめ!と
良い意味での賞賛を浴びるチャンスが来ているのではないでしょうか。
もちろん私もお手伝いしますよ。



