【スモールビジネス向け】ブログを活用した集客方法を解説
リスティング広告は2002年頃から日本でサービスが開始され、現在まで多くの方に利用されている人気の広告です。リスティング広告はどのような仕組みで表示され、どのようなメリットがあり、どんなビジネスに有効なのか、初心者の方でもわかるように丁寧に解説いたします。
この記事で得られる情報
・リスティング広告とは何かがわかる
・リスティング広告の具体的なメリット、デメリットがわかる
リスティング広告とは
リスティング広告とは、GoogleやYahoo!での検索結果に連動して表示される広告になります。
ある特定のキーワードに対して広告を表示でき、そのキーワードをユーザーが検索している関心が高いときに広告が表示されるため、ニーズがある人に見てもらいやすいのが特徴です。
リスティング広告を出すと、検索結果で下記のように検索結果の上位に表示されるようになります。
SEO対策で検索を上位表示をさせようとすると、どうしても時間と労力を要しますが、リスティング広告を活用するとこの時間と労力を大幅にカットしてサイトに誘導できる、という利点があります。
リスティング広告のメリット4点
それではリスティング広告のメリットをより具体的に4点ご紹介していきます。
メリット1:少額からスタートできる
1つ目のメリットは「少額からスタートできる」ことです。
GoogleもYahoo!も、リスティング広告の最低出稿金額は設定されていません。1ヶ月100円で広告を出すこともできるため、気軽に始めることができます。
下記はGoogle広告の予算設定画面になります。1日あたりの予算を入力し、×30日(31日)分が月の予算となります。
下記では1,500円に設定しているため、月の予算は45,000円となります。(31日ある月の場合は46,500円)設定した予算以上に広告費がかかることはないため、無理のない範囲での投資が可能となっています。
また、予算はいつでも変更が可能です。
では「具体的にいくらからできるの?」というと、答えはGoogle広告は月額1,000円から、Yahoo広告は月額3,000円からです。
リスティング広告の料金の支払い方法は、以下の通りとなっています。
・リスティング広告の料金支払い方法
前払い | 後払い(請求書払い) | |
---|---|---|
1,000円〜クレジットカード | 利用要件を満たした場合のみ | |
Yahoo | 3,000円〜クレジットカードまたは銀行振込 | 一部の広告代理店のみ |
※最初に始める方はほとんどが基本的には前払いになります。
多額の広告費を確保できない方でも少額から取り組みやすいのがリスティング広告のメリットの1つです。
メリット2:ニーズを持っている顧客に絞ってアプローチできる
2つ目のメリットは「ニーズを持っている顧客に絞ってアプローチできる」ことです。
リスティング広告は検索のキーワードに応じて表示される仕組みとなっています。
つまり、検索したキーワードに関して何らかのニーズを持っていて、その答えを探すために検索しています。
例えば、「カウンセリング うつ」と検索した方は「うつ病で苦しんでいて治したい、カウンセラーに話を聞いてほしい」というニーズを持っていて、解決策を探すために検索しています。
検索した結果、カウンセラーさんの「うつでお悩みの方へ 専門家と一緒に解決しませんか?」といった悩みを解決してくれそうな広告文がでてくれば、広告を見てもらえる可能性が高くなります。
また、地域や時間帯等、配信範囲を絞ることもできるため、ニーズがある人に絞り込んでアプローチがことができることはリスティング広告の強みの1つです。
メリット3:すぐにはじめられる
3つ目のメリットは「すぐにはじめられる」ことです。
リスティング広告は、ネット上の広告であるため、24時間365日掲載ができます。
はじめようと思ったら、早ければ数時間後にはスタートすることもできます。
このスピード感もリスティング広告の魅力のポイントです。
メリット4:検証・改善がすぐにできる
4つ目のメリットは「検証・改善がすぐにできる」ことです。
リスティング広告には専用の管理画面から、リアルタイムで成果をチェックすることができます。
どんなキーワードで広告が表示されたか、どれくらいクリックされたか、そのうちコンバージョン(資料請求や問い合わせ等の定めたゴール)がどれくらいの割合ででたか等、さまざまな情報がわかるようになっています。
そのため、費用対効果が低いキーワードや、高コストとなっているキーワードを除外していくことで効率の良い広告へと改善し、育てていくことが可能です。
後でキーワードを加えることもできますので、状況に応じて検証・改善を重ねていくことができます。
リスティング広告のデメリット
リスティング広告にはもちろんデメリットも存在します。具体的なデメリットを3点ご紹介していきます。
デメリット1:管理・運用が必要
メリットで「検証・改善がすぐにできる」とお伝えいたしましたが、逆に言えば、きちんと成果をあげるためには「検証・改善が必要」ということになります。
日々コスパの悪いキーワードを除外する、新たなキーワードを追加する、広告文を見直す、予算の配分を変更する等、成果出すためには管理・運用をする必要がでてきます。
広告運用は1つ1つの作業は決して難しくはありませんが、地味で地道な作業が多く、慣れないうちはけっこう時間を使います。あまり手間をかけたくない方や、地道な作業が苦手な方は運用を外注することも検討しましょう。
運用代行はだいたい予算の15%〜20%の手数料で請け負ってくれる会社が多いです。
自社の宣伝で恐縮ですが、弊社では初期費用0円、完全成果報酬型で広告運用を行なっております。
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デメリット2:予算が少なすぎるとあまり効果を期待できない
これも前述のメリット「少額からスタートできる」と「すぐにはじめられる」のデメリットになってくるところではありますが、これは言い換えれば「誰でもすぐに始められる」ということになります。
つまり、「競合が多い」ということです。
リスティング広告では入札制度が導入されているため、入札金額での掲載順位争いもあります。
競合他社も狙っている人気のキーワードでは、競争が激しくなりすぎて費用対効果が悪くなるケースもあります。
ニーズはあるけどあまり他社に使われていない、穴場キーワードを見つけることがキーポイントになります。
デメリット3:成果に爆発力がない
リスティング広告が検索キーワードに連動して表示されるという性質上、広告の成果はそのキーワードの検索されている数の上限に比例します。
もちろん、検索数と同じ数だけ広告が見られるわけではないため、成果の数は検索数より低いものになります。
例えば、配信するキーワードを「カウンセラー うつ」にしたとすると、最大でも月間の検索平均ボリュームは170程度となるため、それ以上表示されることはありません。(検索ボリュームはその時々の社会の状況や、時期によってもちろん変動はします)
そのため、様々なキーワードの掛け合わせや、部分一致や完全一致等、キーワードのマッチタイプと呼ばれるキーワードの設定が重要になってきます。
リスティング広告は「ターゲットを絞り込んで見てもらう」という性質上、マスメディア広告のように爆発力があるわけではない、ということは先に認識をしておきましょう。
まとめ
広告を自分で出すとなると、なんとなく難しそうなイメージですが、実際はやってみると案外簡単にできます。
最初からあまりこだわり過ぎず、まずは低予算ではじめて感覚をつかんでみましょう。その上で自分には運用は難しそう、という場合はプロに運用を依頼するのもアリだと思います。
自社のビジネスを拡大したい方はぜひリスティング広告を活用してみてください。