自分で作ったホームページで集客をする方法5選
起業してホームページを作ったものの、なかなかアクセス数が増えず、問い合わせや資料請求がほとんどこない。というケースは非常に多くあります。
だけど実際、「何をどうしていいのかわからない」
と思われている社長さんも非常に多くいらっしゃると思います。
過去、そんな社長さんのお悩みを数多く解決させていただきました。
そこで今回は、そんなお悩みを持つひとり社長さん向けに、ホームページのアクセス数を増やすための方法をわかりやすくご紹介します。
この記事で得られる情報
ホームページのアクセスを増やす方法がわかる
ホームページのアクセス数を増やすには、SEO以外にも様々な手法があるとわかる
目次
1. ユーザー(見込み客)に役立つコンテンツを提供する
ホームページのアクセス数を増やす最も基本的な要素は、あなたのビジネスの見込み客にとって有益かつ魅力的なコンテンツを提供することです。
これには専門業者だけが知っている裏技があるわけではありません。
また、どんなにデザインが素晴らしく、きれいなホームページでも、大した情報が載っていなければ何度も訪問しようとは思いません。
ホームページで訪問者のアクセスを獲得するには、質の高いコンテンツの掲載が必須になります。
素晴らしいデザインがダメだということではもちろんなく、集客のためにはにユーザーのニーズ(課題)があって、そのアンサーとなる良質なコンテンツを作っていくことが大切、ということになります。
では良質なコンテンツとはどうゆうものかと言うと、業界によって異なりますが、ちょっとした専門知識や、知っておくと役に立つ情報等になります。以下、作成するコンテンツの例をご紹介します。
【業種別の役に立つコンテンツ例】
■カフェ・レストラン
コーヒー豆を選ぶコツ:自宅でも美味しいコーヒーをつくれるようにするために、コーヒー豆を選ぶ際のコツを解説
■不動産業
賃貸物件を探す際に失敗しないポイント:アパートやマンションに引っ越しを検討している方向けに、物件選びで失敗しないポイントの解説
■教育関連サービス
効率的に記憶ができる勉強方法:効率的に勉強したことを身につけるための方法を解説
■フィットネスジム
自分に合ったジムの選び方:レベルや状況に応じて、それぞれに合ったジムの正しい選び方を解説
2. 定期的に情報の発信や更新を行う
ホームページのアクセス数を増やすためには、定期的なコンテンツの更新も重要な要素の1つ。
新しい記事を定期的に投稿することで、以前にサイトを訪れたユーザーが新たな情報を求めて再訪することもあるでしょう。
また、情報を定期的に更新することで、提供するコンテンツの質が向上し、最新の情報を提供することが可能になります。
検索エンジンは新鮮で関連性の高いコンテンツを高く評価します。そのため、古くなった情報や誤った情報を持つコンテンツは、定期的に見直しとリライトが必要です。
これにより、SEOの観点からもサイトの評価を維持または向上させることができます。
重要なのは、必ずしも新規の記事を書き始める必要はないということです。
すでに存在する記事の内容が現在の情報と重複している場合や、情報が更新されただけの場合は、元の記事をリライトして更新することで、効果的にコンテンツを鮮度高く保つことができます。
さらに、すでに検索結果で良い位置にある記事をリライトすることは、新しい記事を作成するよりも検索順位を向上させやすいケースもあります。
3.コンテンツを量産する
良質なコンテンツの作成や、情報の更新も非常に重要ですが、そのためにはまずはコンテンツの量を増やしていかなければ始まりません。
誤解のないように言うと、コンテンツの量が多からと言ってアクセス数が増えるわけではありません。
私の過去の経験上からも、Googleさんはコンテンツの量より質を求める傾向にあります。
ですが多くの場合、良質なコンテンツというのは、基本的には一定数の試行錯誤、つまり数の量産の上に成り立ちます。
質にもこだわりながら量を増やしていくことで、着実にアクセス数は伸びていきます。
ただこれは時間と労力をどうしても必要とする、ということは事前に知っておく必要があります。
Googleさんも公式にSEOに関して以下のように明言しています。
「成果が出るまで時間がかかることを忘れないでください。変更に着手してからメリットが得られるようになるまで、通常は 4 か月から 1 年かかります。」
引用:Google検索セントラル SEO業者の利用を検討する
「SEOによる成果が出るまでには時間がかかる」という事実を念頭に置きましょう。
そのため、新規ページを公開した直後に成果が見えなくても心配する必要はありません。
4. ページの使いやすさを向上させる
ホームページのアクセス数と検索順位を向上させるためには、ページの使いやすさを向上させることも大事な要因になります。
これを「ページエクスペリエンス」と呼び、Googleの重要な評価指標の一つです。ここでは、ページの使いやすさを向上させるための具体的な方法を3つ紹介します。
1. ページ速度の改善
ページの読み込み速度は、Googleからの評価の1つにもなっている重要な要素の1つです。
速度が遅いページは、ユーザーがサイトを離れる原因となり、結果的に検索エンジンによる評価が下がります。
自社のホームページの速度を知りたい場合は、Googleが提供しているPageSpeedInsightshttps://pagespeed.web.dev/?hl=ja]]で測定をすることができます。
ページ速度を改善するには、画像の最適化、不要なJavaScriptの削除、等様々な方法があります。
2. スマートフォンへの対応
スマートフォンの普及に伴い、ホームページの閲覧もスマートフォンの割合が多くを占めるようになりました。
そのため、スマートフォンでの表示が最適化されていることが重要です。
これをモバイルフレンドリーと言い、モバイルフレンドリーなサイトは、スマホユーザーの使いやすさを向上させるだけでなく、Googleの評価も上がるため、SEOの観点からも有利になります。
3.見やすくて使いやすいデザイン・構成になっている
ホームページのデザインや構成も、アクセス数を伸ばす上で重要な要素の1つです。
リンクの配置が適切であることや、文章が簡潔で読みやすくなっている、画像をうまく活用している等、見やすくて使いやすい構成になっていることはとても重要です。
デザインそれ自体は直接SEOに影響するわけではありませんが、見づらいホームページはそれだけで敬遠されてしまうからです。
また、デザインが古臭く見づらいホームページでは、何度も訪問しようという気が起きません。
訪問者は必ず競合他社のホームページと比較を行います。デザイン面で劣っていれば競合他社へ流出してしまう1つの要因となりかねません。
また、会社のイメージを向上して顧客をファン化する上でも、きれいなデザインの方が有利なのは言うまでもありません。
5.SNSを活用する
ホームページのアクセス数を増やす効果的な方法の一つに、SNSの活用があります。
SNSは日々多くの人々が利用しており、うまく活用ができればかなり多くの人に自社のことや自社のサービスを知ってもらうことができます。
使用するプラットフォームはX(旧Twitter)、Facebook、Instagram等様々ありますが、それぞれが異なるターゲット層と特徴を持っています。これらのプラットフォームを活用して、ホームページとうまく連携をさせながら自社のコンテンツを共有することで、大幅なトラフィック増加を見込むことができます。
SNSで拡散しやすくするためには、次のような運用が有効です。
- 業界のあるあるや独自のノウハウ等、興味をひくを投稿する
- 定期的に投稿する
- 自分から積極的にいいねやコメントをする
- ターゲットと近しい属性のフォロワーを増やす
- いろいろなサービス(例:X(旧Twitter)、Facebook、Instagram)で運用する
- ホームページで更新したブログやコラムをSNSで共有する
ただし、フォロワーが増えて効果が出るようになるまで一般的には時間がかかること、炎上させないようコンプライアンスに従って運用するといった注意が必要です。
6. 他のWebサイトに自社のページを掲載してもらう
自社のホームページの訪問者数を増やすために、他社のWebサイトに自社のページを掲載してもらう方法も効果的です。
これは「外部リンク」と呼ばれるもので、。掲載してもらう媒体のアクセス数が多ければ多い程、自社のページのアクセス数を増やすことを期待できます。
良質な外部リンクが多くなれば、SEO対策にもなります。
実際、Google が掲げる 10 の事実の中で、Googleは被リンクの可能性について言及しています。
4.ウェブ上の民主主義は機能する。
Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。Google では、200 以上の要素と、PageRank アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。
引用:Googleが掲げる10の事実
つまり、Googleが良質な外部リンクの多さを、検索順位を決めるときの判断基準の一つに採用していることが分かります。
低品質な外部リンクはSEOに逆効果なので要注意
外部リンクの注意点として、リンクの数がただ数が多ければいいというわけではありません。
むしろ低品質な外部リンクはペナルティの対象となったり、サイトの評価の低下につながったりすることさえあります。
昔は外部リンクの数が多ければ多いほど、上位表示されやすいときもありましが、現在では外部リンクは量より質の方が重要となりました。
では、低品質な外部リンクとはどのようなものなのでしょうか?その一例をご紹介します。
- リンク集サイトからのリンク
- 他のコンテンツのコピペをしているだけの、独自性が低く役に立たないサイトからのリンク
- リンクの売買を行っているサイトからのリンク
コツコツと良質な情報発信をして、自分のビジネスと関連性のある、良質なサイトからのリンクを集めましょう。
7. 広告を活用する
これまでご紹介してきた手法は、どれも成果が出るまでに時間と手間がかかる方法になります。
費用はかかりますが、手っ取り早くアクセス数を増やすことのできる方法として、Web広告があります。代表的なWeb広告は以下になります。
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- SNS広告
Web広告を出す際は、できればホームページよりもLPの方がおすすめです。訴求する点が明確で、問い合わせや資料請求といった成果に直結しやすいからです。
また、広告を出せばアクセス数は伸ばせますが、出せば必ず成果がでる、というものではありません。
広告を生かすためには、まずは誰に何を訴求したいのかを明確にしておく必要があります。
成功事例 アクセス数が7ヶ月で10倍にアップ
最後に私のお客様で実際にホームページのアクセス数がアップした成功事例をご紹介したいと思います。
このお客様は、Web集客のご依頼をいただいた際は、月間のアクセス数は1,000前後でした。
ニーズがありそうなキーワードや情報をご提案し、ぼくの方でそのニーズを満たすコンテンツをこつこつと作成していったところ、ご依頼いただいてから7ヶ月で、月間アクセス数が約1,000→約10,000までアップしました。
現在もまだ順調に伸び続けています。
ニーズを正しく把握して、その答えとなる良質なコンテンツを作る、というSEO対策の基本を忠実に実行すればアクセス数は伸びていくということが証明された事例でした。
まとめ
今回は、ホームページのアクセス数を増やすための具体的な方法を紹介しました。
これらのステップを実践することで、ホームページを活用してビジネスを成長させることできます。
まずは今日からでも始められること、自社で取り組めそうなことからからぜひ試してみてください。