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サービスを訴求するランディングページ(LP)の作り方

2024年6月4日

テーマ:ランディングページ(LP)

コラムカテゴリ:ビジネス

集客で困っている社長さんにとって、ランディングページ(LP)は強力な味方になってくれます。

今回は、インターネットで自社のグサービスを知ってもらうためのページである、ランディングページのポイントについて解説をしていきます。

この記事でランディングページのポイントを押さえていただき、ぜひあなたのカウンセリングサービスの集客の参考にしていただければと思います。



ランディングページとは?

ランディングページとは、特定の商品やサービスを宣伝・販売するためのウェブページです。

このページに「着地(ランディング)」した人が、商品を買ったり、メールアドレスを登録したりする行動を取るように設計されています。

つまり、訪れた人をお客さんに変えるための特別なページになります。

つまり、お客さんがこのページを見て、「ここのサービスが良さそう!」と思ってもらうことが目的です。

通常、縦長の1ページのタイプで作成され、特定の商品やサービスをアピールすることに使用されます。

Google等の検索エンジンで、上の方に「広告」や「スポンサー」と表示されるサイトがあり、そこにアクセスするとランディングページが表示されることが多いです。


Google検索画面

目標を設定する

まず、どんなお客様に、何をしてもらいたいか考えましょう。

予約を取ることが目的か、メルマガを購読してもらうことが目的か。

「誰に」「何を」「どう」訴求するのか、しっかり考えていきましょう。

目標をはっきりさせることで、次に何をするべきかが明確になります。

面倒に感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、成果が出るLPにできるかどうかは、この事前の準備がとても重要になります。

「誰に」については、「ペルソナシート」の活用が有効です。実際サービスを利用するお客様像を具体的に設定し、書き出すものになります。

以下のような形で、これは実際に私が過去に作成したペルソナシートになります。


ペルソナシート

ランディングページに必須な要素

「入り口ページ」である、ランディングページを作る際に、にはいくつか大切な要素があります。

細かいことを言うと多くありますが、まずは以下4点を押さえておきましょう。

1.ファーストビューに命をかける

ファーストビューとは、ランディングページにアクセスした際、一番最初に表示される箇所になります。

このファーストビューの出来如何で、そのランディングページの命運が左右されるといっても過言ではありません。

なぜならファーストビューの出来が悪いと、その場で離脱をされてしまうからです。

Webサイトというのは、その性質上、自分に関係ない情報だと思われたら即離脱されます。きっとあなたも即離脱した経験があると思います。

ファーストビューには、一目で「どんなサービスを扱っているのか」「なにが強みなのか」「どんなメリットが(サービス利用すると)あるのか」がわかるようにしましょう。

2.見た人が共感できるものにする

「共感」は、ランディングページが成功するための重要な要素のひとつです。

例えばカウンセリングサービスを提供している場合、 訪問者が抱える問題を明確にし、それをテキストやビジュアルで表現することで、訪問者との共感を引き出します。

例えば、「ストレスで眠れない夜はありませんか?」といった問題提起を行い、それはこのサービスで改善できることをアピールするといった形です。

また、ストーリーを紹介することも共感してもらうためのポイントです。

3.ユーザーが見やすい、使いやすい設計にする

どこまでもユーザー視点で作りこんでいくことが大切です。

例えば、「無料相談はこちら」のようなボタンを作って要所要所に設置し、ユーザーに行動をしてもらいやすいような設計にする等が挙げられます。

ポイントとしては、行動に至るまでのハードルを極力下げることです。

上記の例のように、ボタンを複数設置したり、無料で、かつすぐに申し込みが完了する等、ユーザーの負担をできる限り取り除く工夫をしましょう。

4.お客様の声を載せる

「ここのサービスはすごく良かった!」という人の言葉を載せて、安心感を持ってもらいます。当然嘘はNGです。本当にお客様からいただいた声を入れましょう。

また、誇張しすぎた表現は見た人にも伝わります。かえって信頼感を損なうため、お客様からのいただいたお褒めの言葉を誇張せずに掲載しましょう。

信頼性を高める

ランディングページにおいては、この人(会社)のサービスなら信用できそう、という信頼性を高めることも重要な要素になります。

令和の時代になっても、まだまだ胡散臭いネット広告はかなり多く、そんなランディングページを見かけるのは日常茶飯事です。

ユーザーもそんな広告に辟易している方がかなり多くいます。見る側の視点に立って、信頼性の高いランディングページにすることが大切です。

信頼性を高めるための、具体的なポイントを解説します。

自分の実績や経験、肩書きアピールする

たとえば先ほどのようにカウンセラーを例にあげると、「臨床心理士として、医療現場でカウンセリングの経験が10年あります」と書くと、安心感はぐっとあがります。

専門性や実績あることをしっかりアピールしましょう。

ただアピールをやり過ぎるとかえって胡散臭くなってしまうため、きちんとアピールはしつつ、胡散臭くならない程度のバランスを見極めることが大切です。

成功事例の紹介

過去に実際に取り扱ってきた事例を紹介し、成功事例として掲載をします。

実際の成功事例を見ることで、LPの訪問者は「自分もこのサービスで問題が解決するかもしれない」と考え、行動を起こしやすくなります。

ソーシャルプルーフを活用する

ソーシャルプルーフとは、人々が「他の人たちもしているから大丈夫」と感じる心理的な要素です。

多くの人がサービスを評価していると知ることで、新規の訪問者も安心してそのサービスを利用しやすくなります。

つまり、「みんながやっているから、それは正しい・良い・安全だ」と感じる心理のことを指します。

これを活用して、あなたのサービスが評価されていることを示すデータや証言を掲載します。

例えば、「これまで1,000件以上のカウンセリング実績があり、Googleビジネスプロフィールでは4.6の評価をいただいています。」といった形です。

安心感や信頼感のあるデザイン

ページを見やすく、そして心地よい色や形にすることも大切です。

前述の信頼性にもつながってきますが、ランディングページは、特定のサービスをアピールするという性質上、ともすると胡散臭いものになりがちです。(実際にかなり胡散臭いLPで溢れ返っています)

安心感を出せるかどうかは、デザインがキーポイントになります。

せっかく素晴らしい実績があり、それを嘘偽りなく掲載したとしても、デザインがひどいとそれだけで一気に信頼性が下がります。

ただきちんとしたデザインは、webデザインの専門知識やスキルがない人でないとかなり難しいため、プロに相談をしましょう。

分析と改善を繰り返す

ランディングページは、ページを作ったらそれで終わりではありません。

むしろここからがスタートです。

どんな人が、どこを、どれくらい見ているのか、見られていないところはどこか、目標はどれくらい達成したか等を分析して、改善していく必要があります。

分析ツールを使いこなすスキルと、データを読み解くスキルが必要になるため、デザインと同様、プロに相談することをおすすめします。

まとめ

ランディングページは、web集客の有効なツールです。

今回ご紹介したポイントを押さえてランディングページを出せば、きっとあなたのサービスの強力な宣伝ツールとなってくれるでしょう。

今回の記事があなたのビシネスの成功のきっかけとなれれば幸いです。

それではまた!

この記事を書いたプロ

立川信行

サイト制作から広告運用まで一括サポートするWEBのプロ

立川信行(Sileo Create)

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