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相続土地国庫帰属制度

岸明生

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テーマ:相続

「相続」した土地を国に帰属


制度の概要


あくまでも「相続」により取得した土地が対象であり、売買や贈与は対象外です。

国へ一定の負担金を支払うことにより帰属が可能です。

申請するだけで14,000円の手数料がかかります。

下記のような土地は申請出来ません


建物がある土地


隣地との境界が不明な土地


土壌汚染されてる土地


雑木林や急勾配のがけのある土地


帰属されるまでにかかる費用概算


申請費用:14,000円


負担金:200,000円~

※ 承認された場合に納める金額で、地目や筆数により異なります。

申請委託費用

※ 行政書士等へ委託する場合は最低でも200,000円はかかります。
※ その他測量費用も少なくとも100,000円はみておいた方が良いです。

上記の通り費用も結構な金額がかかりますし、

申請から帰属されるまで、およそ1年くらい要します。

簡単にはいきませんが、維持管理を一生続けていくことを考えれば安いものと思える方には

良い制度ですね。

今回は簡単な説明程度のコラムでした。

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岸明生
専門家

岸明生(不動産業、行政書士)

SENSE(不動産)・行政書士岸明生事務所

不動産売買に特化したSENSE(不動産)にて売買・査定・提案まで、土地活用に特化した行政書士として法定調査・各種申請から相続・遺言書作成のサポートや、農地転用・開発許可申請で豊富な経験知を発揮。

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