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オンライン秘書に仕事させすぎ問題

小倉拓也

小倉拓也

テーマ:自己発信



そもそも勘違いしている
起業家・個人経営者が多いので
気をつけなければならないことなのですが、

オンライン秘書を
「何でも任せられる便利屋さん」だと
勘違いしている人はマジで要注意。

最初の契約で仕事の範囲を決めず
「うちのオンライン秘書は有能だから、何を投げてもOK」
などと考えていると、足元すくわれます。

秘書は秘書。
何でもできるのはある意味当たり前なのですが
業務範囲を絞らなければ無限にカネがかかります。

契約が月50万くらいならば
時間内で出来ることを何でも投げていいかもしれない。

けどこれは、オンライン秘書ではなく
「社長秘書」です。

あくまでも専門家ではありません。

たとえば記事制作。

とにかくこれが多い。

「今時、AIで何でも書けるでしょ」
「このくらい、1時間もあれば出来るよね」

という依頼主や社長さんの言葉に対して
秘書だかオンライン秘書だかが
「わかりました」という。

仕上がってきた記事に唖然とする。

でも依頼してしまった社長さんとすれば
「依頼したのは自分の責任だ」として
一生懸命に手直しをする。

結局、秘書に依頼したお金と
自分の時給が釣り合わず
苦労するのは社長自身。

、、、、なんていう事例がめっちゃ多い。

他には、

「他社ではオンライン秘書が1000円くらいで
マーケの流れを実装してるらしいよ」
という噂を聞きつけた個人起業家の方々。

で、

「なんで売れないんだろう。。」
「集客が伸びない」
というお声も多いのが、そんな個人起業家の方々。

そりゃ、売れないよね。
オンライン秘書としては
「社長から言われた通りに作るだけ」なので。

依頼する社長さんが
全部監督できる人ならそれでもいいと思います。

けどそれって本末転倒だよね。

勘違いしている社長さんや個人起業家の方々は
プロの必要性を理解していないので
「私の言われた通りにやって」と言う。
 
で、結果が出ないと
「オンライン秘書が使えねぇ」とか言っちゃう。

だって、手を空かせたくて
オンライン秘書にわざわざ依頼しているのに
結局自分の作業が、自分が作業する以上に
増えているのだから。

オンライン秘書だって
自分の業務範囲外のものが飛んできたら
「なんで私がやらなあかんねん」
って思うのは当たり前のこと。

受注する側だって、
余分にお金をもらえたらうれしいし
毎月の契約金に加えてレベニューシェアで
入金が増えるならなんだってやると思う。

けどあくまでも
「できるだけ支払いを減らして利益を増やしたい」
のが経営者なので、依頼する側のモラルが欠けると
必ず問題に発展する。

寝ずに働いてマーケターみたいなことして
売上が何千万も発生してるのに
「オンライン秘書だから、月10万円」なんて言われたら
余裕でボイコットがくるよね。

お勧めのチームは、最低でも4人以上。

・コンテンツホルダー
・マーケター
・プロジェクトマネージャー
・クリエイター

SNS集客ならばコンテンツホルダーが
集客で苦労すると思うので、

・コンテンツホルダー6割
・他4割を分担によって分けるか
コンテンツホルダーが負担するなら割合を考える

この意識でいると、コンテンツホルダーが
自分のやるべきことに集中できる。

もちろんチームが増えたり、
広告集客をするようになるなら、割合も変わる。

なのに多いのが、

────────────
「え、外注にそんなに払いたくない」
「そんなに払うなら発信なんてしたくない」
────────────

って言える自分のお財布のことばかり
考えている個人の人たち。

ハッキリ言って、経営を見直すか
自分で全部やるか考え直した方がいいと思う。

スケールが小さい。

個人で1000~2000万売って満足なら
一人で達成できる。

けど、年商1億以上目指すなら
チームを作って育てて自分は得意なことだけやって
4000万とか6000万くらい収益あったら嬉しいよね
っていう話。

それも、1年でチームなんて育たないから
2~3年かけてようやく見えてくる世界。

専門家が勝手に自走してくれて
コンテンツホルダーが間に入らなくても
相談しあったり納期をマネジメントしたり
してくれれば最高だよねって。

経営は、

────────────
どれだけ人にカネを払えるか
────────────

に限ります。

オンラインだから利益が4割とか6割とかいって
自分のお財布ばっかり意識するけど、

実業だとすれば、自分の毎月の給料は
ある程度決まってるし、そもそも利益の
数%しか実入りがない。

だから社員を雇って育てて
後世まで続く事業にしつつ
自分はラクをしたり得意なことで仕事をする。

「カネへの解釈」で
その人のスケールがよくわかります。

僕は一人じゃ全然ダメな人なので、
他社さんに入らせていただくときは
分担をしっかりしてます。

人的資源は育てた分だけ売上に反映するので、
一緒に歩いてくれる人は本当に大事にしましょう。

オンライン秘書の方々も、
マーケもクリエイターも全部できる有能な人がいたら、
のどから手が出るほどの逸材だから
手放せなくなりますね(*^^*)

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小倉拓也
専門家

小倉拓也(コピーライター)

おぐらプロ

コピーライター12年の経験を生かし、コーチング姿勢でお客様の強みを見つけ販売導線を実装。50社を超える企業のLP制作、メルマガ、LINE、マーケティング自動化など、【言語化】エキスパートに丸ごとお任せ

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