Mybestpro Members

小倉拓也プロは上毛新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

借金・詐欺・裏切り…実は大変だった過去

小倉拓也

小倉拓也

テーマ:自己発信



毎年この時期になると思い出します。

人を信じては裏切られたり、売上が立ってようやく軌道に乗ってきたと思ったら横取りされたり、酷いときには消費者金融で借金をしたりして食いつないでいる時期がありました。

なぜそんな話をするかといえば、この時期になると特に思い出すからです。

我が家の6月、7月は何かと物事を考え直させられる時期になることが多いです。

起業初年度は、僕自身がストレス過多のために帯状疱疹に。

2年目~4年目も、いつも売り上げが安定しないことが多い。

特に去年はボロ雑巾のように扱われ、たぶんかなり心を病んでいたと思います。自覚があったので知りうる限りの方法を使って対策していました。

今年もそうラクではない2カ月でした。

無事に売上が立ったお客様がいればそうでないお客さまもいたり、KPI会議を提案しても億劫がられて売上を隠されたりなどもありました。

そんなことばかりあると「起業ってどうなのか?」という話になります。

正直にいえば、僕は完全に裏方タイプです。声も通らないし人の心を惹きつける魅力があるとも、僕自身の生き方からは考えにくいです。

幸い、セールストークもパブリックスピーキングもある程度できないと仕事にならないので、地道にスキルアップを続けるうちに、ある程度は身についてきたかもしれません。

自己投資として、借金も1000万以上あったものもかなりキレイになりました。起業を志してから「借金・詐欺・裏切り」の三重苦に悩みながらも生き抜いてきたので、「人間って意外と生き延びれる強い存在だ」と思える今日この頃です。

そんなこの7月が終わりに近づいてきた今だからこそ思うのです。

これからどうしたいか?


僕は13の時、父が蒸発しています。19で再会したときはもう人生の末期で会話ができない状態でした。

7個年下の弟は、「その時初めて親父にあった気がする」というくらい、父親のことを覚えていません。

兄・僕・弟はそろって、「理想の父親」というものを、「自分たちの父親の反対の存在」を目指すことで成長しました。

なので、今年40になる僕も、20代半ばまで父への恨みを糧に生き抜きました。

「あの父親のようになってはいけない」と。

けど、ある時気づきます。

「あれ?親父と同じような生き方になってる気がする…」と。

心の底から毛嫌いしていた父親が勤めていた職業についていたり、事業を起こして個人起業してみたり。

唯一違うのは「酒・たばこ・女・ギャンブル」に溺れていないことでした。

ただし、本当にお金がなかったので、自分で何かを身につけるには自己投資が必要で、お金がまったくなかったのでクレジットカードで分割払いをしたり、リボ払いをしたりして身につけるしかないと考えていました。

本当は他にもお金を工面することはできたはずなのに、思いつかなかったというか、周りに「そういうこと」を知ってる人がいなかったので「自力でやり抜く」しかありませんでした。

結果、ダマされたり裏切られたりしているうちに「チャンスを追い求めるタイプ」になっていってしまい、支払いと収入が逆転するようになってしまいました。

「やべぇ、、本当に後がない。」

そう思ってスキルや価値観の棚卸をしたら、ビジネスが発展しました。

そして、「親父ならどうしていたかな」と考えることもできるようになりました。

すでに失敗している先駆者がいるので、「その人ならどうするか」と考えてみると、意外なほどに答えが見つかります。

現在の主な価値観は、

  • 原点回帰
  • 節制
  • 身につけたものを疑わない
  • 人様の役に立つ


これらが挙げられます。

哲学を身につけたり、愛情や誠意がある仕事をしたり、家族やパートナーとの関係を育むとかは当たり前。

結局人は、自分が身につけたもので人の役に立ち、それを使って仕事を請け負い豊かになるしか成功する手段はないので、「できることをやるしかない」わけです。

しかしながら、僕の元にいらっしゃる方の多くは「3カ月前にデザインスクールに通って卒業したので、それを仕事にしたい」というようなことをいいます。

暦3カ月と、うん十年の人を比較したとき、どちらが選ばれるかは火を見るより明らかです。

そうじゃなくて、「どんなキャラクター」かが重要なのに。

ライフコンセプトの見極め方


それなりにユニークな人生を歩んできた僕みたいなタイプは、それなりのタレント性があります。

たとえば次のようなスキルがあります。

  • 借金で人生を終わらせようとしたところから復活した方法
  • 時間外150時間ブラック企業で60時間までカットされ、それでも役職を全うした方法
  • 家族が路頭に迷いそうなときに一丸となって奮起して生き延びた方法
  • すべてが”並以下”だった僕でもマーケティング業で5年やり抜いている秘密


など。

これを言語化するにあたって条件や設定を考えるとかではなく、スキルや知識・経験を誇示するわけでもなく、「お金や人間関係、キャリアや健康問題など」誰もが悩むことをどうやって寄り添い解決するか?

僕の場合はたまたまコピーライターやマーケティングというものを選び、なんだかんだ人気があるコーチングも用いて価値提供しているだけです。

ティーチングが得意な人はすればいいし、デザインや動画制作が得意ならやればいい。

たまたま僕は、人生の選択肢において「PCで文章を書く程度しかスキルも環境も持ち合わせていなかった」からこれを選んだだけ。

本当はデザインも動画もプログラミングも興味があったけど、お金がなくて出来なかったんです。

ブログだけは無料で出来たし、ちょっと売上が増えたり会社でボーナスが出たときにセールスライティングを身につけて訓練しただけです。

欲が出てクレカ破綻しかけるところまでいったのは本当に深く猛省していますが、今後はそういうこともないです。

「経験した」ので、「経験したこと」は人に伝えられるし、自分で振り返ることもできる。

なので

そばにいてくれる人を、僕は手放さない


ことを決めています。

GiverなフリしたTakerも多いので、そういう人とは離れなければなりません。

あきらかに安い金額でオファーしてきたり、提案やアドバイスだけ求めて、他のところと契約しちゃって、半年くらい経ってから「助けて欲しい」などと言われることも多いです。

けど、そういうところも全部「人間だもの、仕方ないね」で済ませるときは済ませる。見逃せないときはちゃんと終わらせる。

そうしてやりくりしているうちに、今年で起業して5年目に入っています。

コピーライティングとコーチングを通して、極端なくらい「言語化」を実践しました。

そのせいか、人ともめることはほぼないし、ビジネスがうまくいかないときは単純にスキル・経験・知識が足らないか、または補ってくれる人がいないだけだとわかるようになりました。

こういう発信を見ていただくと「小倉だからうまくいく」なんて言わないですよねw

もし僕のことに興味を持ってくださるようでしたら、こちらの詳細をぜひご覧ください。

僕が実践しつづけているマインドマップを作るための場で、結構喜ばれてます。

↓↓↓
特典付き:詳細はこちら

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

小倉拓也
専門家

小倉拓也(コピーライター)

おぐらプロ

コピーライター12年の経験を生かし、コーチング姿勢でお客様の強みを見つけ販売導線を実装。50社を超える企業のLP制作、メルマガ、LINE、マーケティング自動化など、【言語化】エキスパートに丸ごとお任せ

小倉拓也プロは上毛新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

コーチング姿勢で顧客の強みを最大化するマーケティング実装のプロ

小倉拓也プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼