【痛い話】ヒット商品の定義、勘違いしてませんか?

コーチングやコンサルを名乗る人と
お仕事をしていると大抵同じ結果に
落ち着いているのを目にする。
本当に多いのが次のような感じです。
・SNSで発信しましょう!
・行動しましょう!
・周りの人に相談しましょう!
で、
「発信もしていて、
LINE(メルマガ)も登録入るのに、
マネタイズできないんです。」
というご相談が本当に多い。
ライティングが悪いのか?
デザインがヘタなのか?
発信する媒体が悪いのか?
そうした要素ももちろんあるだろう。
が、しかし、
考えることはもっと別のところです。
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自分の好きなことばかり
言ってませんか?
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と、言いたいです。
自分が普段から
Instagramをやってるなら
「Instagramを頑張ろう!」に
誘導した方がラクですよね。
デザインよりライティングが得意なら
「行動しましょう!」のゴール設定を
ライティングにした方がスムーズですよね。
けど目の前にいるクライアントさんは
本当にそんなこと望んでいるのでしょうか?
先日、こんなお客様がいました。
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*40代半ばの外資系OLのTさん
「コーチングのセッションを増やしたくて。
コーチングで有名な方にご相談して、
SNSを頑張ることになったんだけど、
どうしてもゴールが見えなくて、、
小倉さん、マーケターから見て私は本当にSNSなのかな??」
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ハッキリ言いました。
「違いますよ」と。
何が違うのか?
その方の長所は「営業」です。
本業の関係性や多趣味で幅広い人脈から
コーチングを獲得するなら
別の戦略が必要でした。
たとえば、人脈が広くて学歴も高く
勤めている企業も誰もが知っているような
超大手の外資系企業。
女性ですが年収も高く
誰もが羨むような年収を稼いでいる。
けど、将来的に海外移住したり
旅行をたくさんしたりしたい。
ですが、本業と子育てが忙しくて
SNSをやる時間をどうしてもとれない。
そうでなくてもゴールが見えないのに
まったく学んでいないインスタを
これからがんばるなんて、、
「まさに自殺行為ですよ」
とお伝えしました。
そのご案内を有名な先生に言われたと聞いて
一言言いました。
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「その戦略は、
その先生が好きか得意なやり方じゃないですか?」
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「確かにそうかも、、」ということ。
SNSを一生懸命がんばっている先生だから
自分が持っている近道を提示したのかもしれません。
けど、コーチという視点で見ると下策でした。
3ヶ月くらいで稼ぎ始めたいのに
まったく動いてなくて長所でもなんでもない
SNSをこれからやって成果を上げるなんて
現実離れしていました。
結果的に僕が一緒に見つけた答えは、
・要点をまとめたLPを無料で作る
・プレスリリースをする
・知り合いにLPを見てもらい紹介を依頼する
営業なので「紹介」がめっちゃ刺さるんです。
じゃあ、SNSを度外視するかといえば
そんなことはありません。
SNSはお客様との接点を作るために
極めて重要です。
SNSを準備しておけばお客様も
自分の好きな媒体で連絡が取りやすいです。
加えて、もしデザインに自信がなくても
最低限まとまっているLPがあれば
自己紹介にもなります。
そうしたらすごく元気になられて
zoomが終了しました。
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要点:自分のフィールドから出ること
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熟達したコンサルやコーチほど
自分の得意なフィールドで勝負したがります。
コンサルとして
「インスタを伸ばす方法を教えて」
だったらいいのです。
あくまでも「現実的に達成可能な目標」ならば。
それはある意味では
「慢心」だと僕は思います。
毎回お会いするたびに
その人の長所を見つけながら
セッションをするならば毎回強みが見つかるし
打ち手も広がっていきます。
そうじゃなくて、
イタズラに自分のフィールドから出ないように
「あえて失敗をし続ける」ことをわかりながら
「伴走」という人が大きな成功を継続することは
難しいと言わざるを得ません。
そんなコーチやコンサルが成功しつづけるか
どうかでいったらかなり際どいです。
成功してそうにみえるかどうかで
人生のパートナーを選ばないようにしましょうね。
「なんとなくすごそう!」
というニュアンスで選んでしまうと
大抵半年はしくじります。
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