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小倉拓也プロは上毛新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

LP・セールス・ブログ・SNS一環して通す「伸びるコンセプト」の考え方

小倉拓也

小倉拓也

テーマ:LP制作


SNSでフォロワーが集まるけどリスト集客できない。

ブログをたくさん書いてるしアクセスもあるけど個別相談に申し込みが来ない。

LPから申込があって個別相談やセミナーをしたけどセールスが決まらない。

そういう人はごまんといます。


重要な勘違いをしていることがほとんどで、これに自分で気づく方法はほとんどありません。

何人かに厳しいことを言われて、ようやく気付くレベルのものです。

加えて、これを「知っている」けど「実践できる」マーケターが少ないことも事実です。


だからこそ、この記事で解説することをしっかり意識することができれば、ライティングの内容も洗練されるしセールスも決まりやすくなります。

────────────

■要点・・

「伝える場所」を最初から間違えていることが大半です。

わかりやすくするために、一つ例を出します。

*お水のお姉さんのお店で働くキャストを捕まえる

黒服のお兄さんが何をお姉ちゃんに伝えるかが重要です。

A.若い女の子でお金を欲しそう
B.別に働く場所もお金も問題ない

「B」の子にあえて声をかけて、実は遠目に見ている「A」の子に安心感を与えるという手法もあるようです。

この時、本命の「A」の子が求めている情報は次の通りです。

・身の安全
・週何日働くか
・いくら稼げるか
・いつお金がもらえるか
・今働いている子たちはどんなタイプか
・どんなお客様が多いか

「働く時期を自分で選べて、収入も満足いくし、身の安全も確保されている」という状態。

それなら「試しに体験入店してみようかな」と思うわけです。

「なんだか違ったな」って思ったら、体験入店で終了になるので。

これが、Webマーケティングでいうところの「入口」になるわけです。


■入口の要点・・

Webマーケティングにおける入口はいろいろなシーンがあります。

・SNSを日々発信していてファンになっている
・Google検索したらブログが出て情報が濃かった
・ブログを購読登録していて更新を楽しみにしているファン
・SNSやリスティング広告でLPを見てメリットを感じて登録した

これ全部が入口です。

よく見かける次のような流ればかりじゃないわけです。

1.SNS

2.LP(ブログ)

3.LINEやメルマガ登録

4.セミナーや個別相談会のご案内

5.セールス

SNSの教育を介さずに結果を出すなら「2.LP(ブログ)」だけで信頼を獲得しなければなりません。

それが難しいですし、広告はいつ効果が出なくなるかわからないので、「1.SNS」を重要視するところが増えているわけです。


■よくある問題点・・

「共感を得るのがSNS」に間違いはありませんが、「共感を得る”ためだけ”」にSNSをやっている人が大半です。

自分のビジネスの本質部分はほとんど出さず、考え方やエンタメ性ばかりを発信してしまう。

するとどうなるか?

・閲覧数が増える
・リスト登録も増える
・無料コンテンツだけ人気が出る

このような現実に直面します。

「共感を得たい=承認欲求」を発信において重要視してしまうので、それだと自社サービスは売れなくなります。

「承認欲求が満たされたいので発信しています」などと言語化できる人はいないので、「私、〇万人もフォロワーがいるのにマネタイズできない理由がわかりません」という現実になる。

気づけば、出版社から「ぜひ本を出しませんか?」とか、マーケターから「あなたのマーケティングを任せてください」と、オファーがくる。

話がうまいので「じゃあ試しに少し依頼しようかな」となり、抜け出せなくなる。

このスキームはアフィリエイトなら売れるのですが、自社商品は売れにくいのです。


■よくある問題点②・・

自社商品が売れなかったり、販売したいサービスが売れない場合に振り返るべきは「根っこのコンセプト」です。

一つ、例を出します。

・コンサルを受注したい人とコンサルを教えたい人の違い

似ているようでかなり違います。

結果的に両方とも受注は入るのですが、コンセプトが違うことで発信内容が全く違います。

コンサルを販売したい人が、たとえばインスタでリールの閲覧数を伸ばそうとしてエンタメ性を加えすぎると、閲覧数はめっちゃ伸びるのにフォローされません。

理由は簡単です。

「見ていると面白いけど、フォローするほど魅力を感じない」のです。

「フォローする」ときは、「この人の情報を逃したくない」と思わせられるということです。

つまりは、何かしら権威的な情報があったり、その業界で自分ならではのコンサルメソッドがあったりする。

または、同業なら誰もが知っていることでも、一般人は知らないことならわかりやすく発信してあげたりする。

たとえば僕ならば、コーチングも学んで実践しているので、「オウム返し」という手法を一つとっても、素人とは奥行きが違います。

めっちゃ事例も出せるし、リアルタイムで仮説だって作れます。

そういうところを見ると「フォローしておこう」「次が楽しみ」と、フォローされるようになります。

そうすれば、フォローされたあとにLPを見られて、無料プログラムにお申込みが入ったりするというわけです。


■エンタメ性は必要だけど、必須ではない

卓越したマーケターなら、フォロワーが多くても稼げていない人はすぐにわかります。

SNSやブログで稼ごうとしてなければいいのですが、稼ぐならばしっかりマーケティングを意識したコンセプトを作らなければなりません。

その時、発信者にありがちなのが「売りたいものを広めたい」という考えです。

これが実は問題になりやすい。

たとえば僕がコピーライティングのサービスを販売したいとします。

「コピーライティングのサービスをぜひお試しください!LP制作24が人気ですよ!」

などと言われても、誰も振り向かないでしょう。

都心でよく見かける、駅前で街頭演説している人達に目を合わせたくないのと同じです。

フォロワーや読者が気になることを発信させていただかなければなりません。

近頃増えまくっている「AI×〇〇で月50万達成」みたいのが増えているのはそういうことです。

フォロワーは増えたけど、スキルに自信がなくて稼げなくて、でも発信しないとフォロワー減っちゃうから微々たるアフィリエイト報酬も減ってしまうのが怖いという人の心に、深く深く刺さるわけです。

「発信すればリストは少し増える」ことも間違いないわけですが、登録だけ来てもサービスへの魅力を感じないので、テイカーばかりが集まって全然購入が入らない。

ならばどうしたらいいか?

「言語化ニガテでも心を動かす文章が書けるようになる3日間講座」
みたいなものを作ることになるわけです。

AIの使い方をお伝えして、書き方をレクチャーして、ブログやSNSで発信できる勇気を提供する。

しかしながら、「そういうことが発信したいんじゃないんです!うちは〇〇心理学(または△△哲学)を教えたいんです!セミナーは1万円で、バックエンド150万円です」みたいなことを言ってしまいます。

結果、売れないわけです。そして「なんで売れないのか?」「マーケティングが悪いのか?」と、手法を選ぶようになる。

違うんです。根っこがズレてるから何も売れないんです。

黒服のお兄さんが「休みが自由で稼げて、良いお客さんばかりで優しい友達いっぱいだよ!」って伝えて新しいキャストを捕まえるのと同じで、ちゃんとメリットを提示しなければ新規集客なんてできないわけです。

なのに「私はこうしたいんだよね」と言ってしまう。

「集客方法を選べる」と勘違いしてしまう。

本当は、売りたい市場で、伝えられる方法で、でも同業がやらない方法で自社ならではの手法を選ばないと勝ち残れないのに。


そんな案件をこの数年、何度も見て来ました。

「ウチのリストは価値が高い」という方ほど販売手法を選びすぎて経営が困窮していた。

それだとダメでした。

「哲学が足かせ」になっていると、僕は気づきました。

ある程度常識があったり、達成するためには手段を択ばないところがあったり、多少の承認欲求があることは仕方のないことです。

なればこそ「結果にコミットする」ことが求められています。

一人で達成できることなんて大したことはありません。

いかに優秀なシステムがあったとしても、自分で決めたコンセプトが正しいかどうかは、自分では判断は難しいです。

こういうところを一つ一つクリアして、もしこの記事の内容で一つでも現状に当てはまるとしたならば、「もしかしたら承認欲求が影響したり、哲学が足かせになっている」かもと考えて、見直してみてください。

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小倉拓也
専門家

小倉拓也(コピーライター)

おぐらプロ

コピーライター12年の経験を生かし、コーチング姿勢でお客様の強みを見つけ販売導線を実装。50社を超える企業のLP制作、メルマガ、LINE、マーケティング自動化など、【言語化】エキスパートに丸ごとお任せ

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