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小倉拓也プロは上毛新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

注意喚起:「AIがあるからライターはもう要らないよね」というお声をいただくのですが…

小倉拓也

小倉拓也

テーマ:LP制作


コピーライター、セールスライター、Webライター、編集者など、ライティングをしている方が増えている一方、「AIがあればライターが要らない」と勘違いしてしまっている方も大勢います。

はっきり断言しますが、僕はChatGPTが誕生した時から「ライターの仕事は今後数十年なくならない」と断言していました。

逆に、こうも断言していました。「AIを使えないライターは淘汰される」。

なぜそう言い切れるのでしょうか?なぜこんなにAIが台頭している現代において、ライターの仕事がなくならないと言えるのか?

理由をいくつか解説します。


ライターの仕事は”あるレベル”までは淘汰される


これははっきり断言しますが、ライターの仕事はある程度まではAIにとって代わられます。

一生懸命仕事をしていても無くなります。誠意があろうがなかろうが無くなります。AIは結局優秀なのである程度まで人間の仕事は減ってしまいます。

なぜ淘汰されるのか?

理由は簡単です。人間よりAIの方が使いやすいしラクだからです。

人間であれば、一度雇ったらその人が辞めるかなにかするまで仕事を与えなくてはなりません。

たとえば、ライティングの仕事がなくなっても、社員なら適した仕事を見つけてきて与えなくてはなりません。

AIが相手ならそんな必要ありません。ChatGPTが使いにくくなったらGeminiにするとか、AIが得意な分野を活かして活用してもいいわけです。

僕はGeminiとClaudeを使い、たまにChatGPTを使ったり画像生成AIを使ったりしますが、ChatGPTが2022年にアメリカで生まれてからというもの、すでに何度も趣向を変えています。

まったく使わない時期が何ヶ月もあったし、めちゃくちゃヘビーユーザーだったときもあります。

それを月20ドル程度で何度も始めたり辞めたりできるのはAIだからです。

AIは結局めちゃくちゃ便利


AIが喜ばれる大きな理由としては「便利さ」があります。

IT苦手でも、卓越した人でも、使っているのは同じツールだったりするわけです。

大抵の人がGoogle Chromを使っていると思いますが、スキルによって使い方は違えど同じものを使い、一定の成果を上げることができる。

けど、人間が相手の場合はそうはいきません。育てるところから始まり、間違いを正し、成長過程を見守りながら、時折裏切られたりするわけです。

そうならないAIはやはり便利でこれからも欠かせないものになります。

じゃあどうしたらいいのか?大切なのが「感情の受け止め」です。

AI以上に感情を知ることが大事


一世を風靡し今なお人気がある「スターウォーズ」。何十年も前からある「ドラえもん」。もはや知っていることが当たり前になっているこれらの作品に共通しているのが「AIが物語において重要な位置付けを成していること」です。

20年、30年、またはそれ以上に昔から親しまれており、「優秀な機械が人間を助ける」ストーリーですが、なぜ今の現実はこの程度しかAIが人間の生活を侵攻してこないのか?

スターウォーズの世界観が現実で達成可能なのであれば、今頃とっくに人間は10分の1くらいになっていて、「攻殻機動隊」のようにAIが世界を牛耳るような現実になっているはずなのです。

そうならないのはなぜか?それはAIがまだ人間の感情や脳科学を解釈しきれないからだと考えています。

AIにとっても人間の脳や感情はブラックボックスであり、「十人十色」四字熟語がある通り、その内容も現実もまったく違います。

だからこそ、人間の感情をまだまだ読めないAIを自分の解釈を持って活用できる人が、これからは生き残っていくということです。

感情を汲み取れる人のみが生き残れる


結論を言ってしまえば「感情を受け止められる人」のみが生き残っていけます。これはLPなどのセールスライティングでも、アクセスアップをするSEO記事でも、YouTubeやInstagram、Xでも同じです。

AIはあくまでも補助機能です。今までも使っていたExcelの関数計算のようなものが身近になったようなものです。

違うのは「活用範囲」です。「AIが生まれたから自分の仕事がなくなる」というポジショントークに惑わされてはいけません。「AIが進化した!よし!もっと深くまで訴求して売上増やせるぞ!リサーチの幅が広がるぞ!」という価値観を持つ。

そうすると、IT苦手だった人でも、Geminiに「スプレッドシートで、セルの数を数える関数を作って」などと指示を出して制作させたり、「この記事の見出しを解説する本文を制作して」などと伝え、ライティングさせることができます。

「AIで稼ぐ」じゃないんです。「AIを活用する」が本当です。

ひとつひとつ着実に事業を組み立てていく根本的なところは昔と何も変わりません。

惑わされず、AIはしっかり活用して、事業の成長スピードを早めてしまいましょう。

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小倉拓也
専門家

小倉拓也(コピーライター)

おぐらプロ

コピーライターとして12年の経験を生かし、最短24時間でランディングページを制作。リライトに対応するほか、制作の背景やキャッチコピーの作り方などノウハウを解説し、内製化のニーズにも応えます。

小倉拓也プロは上毛新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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