【お詫びと訂正】FM桐生「哲学する経営者」振替放送のお知らせ
皆さん、こんにちは。
株式会社MATSUMURAの古川仁章です。
いよいよMATSUMURAも下期がスタートいたしました。
新しい期を迎え、気持ちを新たにされている方も多いのではないでしょうか。
さて、最近の群馬県内で懸念されているのが「水不足」のニュースです。
ダムの貯水率低下は、我々ものづくりの現場のみならず、地域の大切な農業にとっても深刻な問題です。
「恵みの雨」が待ち遠しい日々が続いています。
このような時だからこそ、ふと思い出した言葉があります。それが『稲妻』と『雷』の由来です。
なぜ雷を「稲の妻」と呼ぶのか
本格的な雷雨のシーズンはまだ先ですが、古来、日本人は雷が鳴り響く様子を「神鳴り(かみなり)」と呼び畏怖してきました。しかし、興味深いのは「稲妻(いなずま)」という別名です。
字の通り「稲の妻(パートナー)」と書くこの言葉。
昔の人は、激しい雷光が稲に寄り添うことで、豊かな実りをもたらすと信じていました。実はこれ、現代科学でも理にかなった話なのです。雷の放電現象は空気中の窒素を化合物に変え、雨とともに大地に降り注ぐことで、天然の肥料として植物を育てる助けとなります。
つまり、激しい音や光という「一時の試練」は、豊かな収穫のために欠かせないプロセスであったということです。
経営における「雷」をどう捉えるか
翻って、現代の経営環境を見てみましょう。
今直面している水不足や物価高騰、あるいは予期せぬトラブルといった「激しい雷」に直面することもあるかもしれません。しかし、先人たちが雷の中に「豊作の予兆」を見出したように、私たち経営者もまた、厳しい状況をただの不運として終わらせてはなりません。
私自身、製造現場の叩き上げとして4代目代表を引き継ぎましたが、苦しい時期の踏ん張りこそが、組織が深く根を張り、次なる成長を遂げるための「肥料」になると実感しています。
下期スタートにあたっての決意
下期が始まった今、私は改めて「準備」の大切さを噛み締めています。
空が乾いている時期にこそ、土壌を耕し、根を張らせる。
従業員が健やかに、誇りを持って働ける「健康経営」の推進
現場の技術力を磨き、無駄を排した強固な体制づくり
地域社会との連携を深め、共に困難を乗り越える姿勢
こうした日々の積み重ねが、やがて来る「恵みの雨」を余すことなく吸収し、大きな実りへと繋げる唯一の道だと確信しています。
水不足が解消され、上毛三山の麓に豊かな潤いが戻る日を心待ちにしながら、弊社も地域と共に、一歩ずつ着実に前進してまいります。
今期も、株式会社MATSUMURAをどうぞよろしくお願いいたします。
ありがたいご縁に感謝いたします。



