いよいよ今週ですね
皆さん、こんにちは。株式会社MATSUMURAの古川です。
これまで「端末加工」「曲げ加工」と、弊社の技術の足跡についてお話ししてきました。
今回はその最終工程、バラバラだったパーツを一つの製品へと完成させる「炉中ろう付け」についてお伝えします。
■ 1000度の炉が、強固な「絆」を創る
ろう付けというと、職人が手作業で一箇所ずつ接合する姿をイメージされるかもしれません。
それもまた尊い技術ですが、私たちが得意とするのは、トンネルのような大きな連続炉を使った接合です。
最高1000度を超える熱の中を通ることで、数十箇所の接合ポイントも、100個を超える大量の部品も、一度に、そして均一に接合されます。
この技術の凄みは、その「強さ」にあります。
分子レベルで金属同士が食い込むため、もはや「繋いだ」というより「最初から一つの塊だった」ような強度に仕上がる。
この安定感こそが、過酷な環境で使われる部品には欠かせないのです。
■ 機械屋だからこそ辿り着いた、クリーンなものづくり
もう一つ、私が大切にしているのが「フラックス(薬剤)」を使わないことです。 一般的なろう付けでは、接合を助けるために薬剤を使いますが、これは後に製品を腐食させたり、洗浄に手間がかかったりと、環境にも製品にも負担がかかります。
私たちは、自社で機械を設計・製造してきた「機械屋」の意地として、フラックスに頼らずとも完璧に接合できる環境を整えてきました。
廃液を出さず、洗浄の手間も省ける。このクリーンな工法は、今の時代、そしてこれからの未来のものづくりに不可欠なものだと確信しています。
■ 「一気通貫」という、お客様への約束
端末加工で土台を整え、 曲げ加工で理想の曲線を描き、 炉中ろう付けで、それらを決して離れない絆で結ぶ。
この一連の流れをすべて自社で、しかも自社製マシンで行う。
それが、私たちが掲げる「ワンストップソリューション」の真実です。
どこかで工程が途切れることなく、最初から最後まで責任を持つ。
このバトンリレーがあるからこそ、お客様の「こんなのできないか?」という無理難題にも、自信を持って「やりましょう」と答えられるのです。
失敗を恐れず、常に新しい「正解」を探し続ける。
そんなMATSUMURAの挑戦は、これからも止まりません。
パイプ加工でお困りのことがあれば、いつでも気軽にご相談ください。
共に、良いものを創り上げていきましょう。
ありがたいご縁に感謝いたします。



