②MATSUMURAの加工について 【パイプ曲げ加工】
皆さん、こんにちは。パイプ加工のスペシャリスト、株式会社MATSUMURAの古川です。
前回のコラムでは、弊社のルーツである「端末加工」についてお話ししました。
今回は、その次に続く重要工程「パイプ曲げ加工」について深掘りしてみたいと思います。
■ 「道具に合わせる」のではなく「道具を創る」
弊社の最大の特徴は、かつて「松村機械製作所」としてパイプ端末加工機の専門メーカーだった歴史にあります。
現在は加工に特化していますが、私たちの根底には今も「機械屋」の血が流れています。
その強みが最も発揮されるのが、曲げ加工における「設備の使い分け」です。
通常、曲げ加工は汎用的な機械で行うものですが、弊社では案件の内容によって2つのアプローチを使い分けています。
1. 高精度な「3次元曲げ」への挑戦
長尺ものや、複雑に入り組んだ3次元形状には、高性能なCNCパイプベンダーを投入します。
金属の反発(スプリングバック)を計算し、コンマ単位の精度で理想の曲線をカタチにする。
これは、機械のポテンシャルを120%引き出せる私たちだからこそ提供できる品質です。
2. 自社製「専用ベンダー」によるスピード改革
一方で、シンプルな曲げ加工に対しては、私たちは「自社で専用ベンダーを製作」して対応します。
「既存の機械を使うより、専用機を作ったほうが早い」と判断すれば、迷わず設計・製作に取り掛かる。
これが元・機械メーカーである私たちの真骨頂です。
自社製専用機は、汎用機に比べて無駄な動きが一切なく、加工スピードが劇的に向上します。
この「圧倒的なスピード」は、そのまま「加工コストの低減」へと繋がり、お客様へのお見積りに直接反映させていただいています。
■ 「失敗を恐れない」ことが、最短ルートを生む
「自社で機械を作る」というのは、実は大変な苦労と試行錯誤の連続です。
しかし、私たちは失敗を恐れません。新しい試みに挑み、仮に失敗したとしても、そこから得たデータが次なる「正解」への最短ルートになることを知っているからです。
試作・小ロットで技術の限界を攻め、量産では自社製マシンでコストパフォーマンスを最大化する。
「どこに頼めばいいか分からない」「コストと精度の両立で悩んでいる」 そんな時は、ぜひ一度MATSUMURAにご相談ください。
機械屋のノウハウを詰め込んだ、私たちにしかできない提案をお約束します。
次回は、これらのパーツを一つに結ぶ「絆」の技術、炉中ろう付けについてお話しします。
ありがたいご縁に感謝いたします。
MATSUMURA公式Instagram『曲げ加工について』



