赤城山へ
MATSUMURAの加工について
『炉中ろう付け加工』のご紹介
炉中ろう付けってあまり聞いたことがない?見たことがない?かもしれませんね。
無酸化の炉の中でろう付けをする加工です。
無酸化なので、酸化しない(黒くならない)ろう付け加工です。
利点はまだあり、量を流せ、多点ろう付けが一度に行えます。
品質も安定しており、フラックスも使用しませんので、環境にも優しいです。
当社は鉄用とステンレス用の炉を二基保有し、材質に合わせ対応させていただきます。
鉄用の炉ではろう材は『銅』を用います。
銅と聞くと、やわらかいイメージがありませんか?
しかし、部品同士のクリアランス管理をシッカリすることにより、強固なろう付けが実現できます。
わかりやすく表現すると合金化するイメージです。
ろう付した製品を引張強度試験機にかけても、ろう付け部から取れることはなく、母体がちぎれます。
それだけ強いろう付方法なので、自動車の燃料配管、ブレーキ配管、パワステ配管、ターボチャージャー配管、油圧配管等々、幅広い分野の金具製品に使用されています。
ステンレス用のろう材は『ニッケル』と『銅』から選べます。
現在、当社はFCV(燃料電池車)向けのろう付けを承っており、SUS316Lの金具同士をニッケルでろう付けする製品を製作しております。
最近ではバーナーで炙りのろう付から炉中ろう付けに工程変更されるお客様も多く、当社も柔軟にご対応させていただいております。
先ずはお気軽にお問い合わせください。
『百聞は一見に如かず』
先ずは炉中ろう付け炉を直に見てみませんか?
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