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【岐阜の鈑金塗装】
「パールホワイト」はなぜ修理代が高い?調色の奥深い世界
こんにちは。岐阜市を拠点とする「フルタ自動車鈑金」の代表、古田昌也です。
私たちは、岐阜市を中心に、各務原市や瑞穂市といった近隣エリアの皆様に向けて、車のキズやヘコミを直す自動車車体修理サービスを提供しています。
現在、日本の道路を走る新車の中で、圧倒的な人気ナンバーワンを誇るボディカラーが「パールホワイト(真珠白)」です。太陽の光を浴びてキラキラと輝く上品な色合いは、多くのドライバーを魅了しています。新社会人などの新しい世代が初めて車を購入する際にも、パールホワイトを選ぶ方が非常に多いという市場の動向があります。
しかし、いざ駐車場で擦ってしまったり、飛び石でキズをつけてしまったりして修理の見積もりを取ると、「お客様のお車はパールホワイトなので、普通の白よりも修理代が高くなります」「パールホワイトは缶スプレー等での部分補修ができません」と言われ、驚かれる方が少なくありません。
今回は、なぜパールホワイトの修理代が高いのか、職人による「調色」の奥深い世界、そしてなぜ簡単な「補修(タッチアップ)」が技術的に不可能なのかについて、プロの目線で徹底解説します。
1. 理由その①:塗膜の構造が違う!「3コート」の秘密
普通の白(ソリッドカラー)とパールホワイトでは、そもそも塗装の「層(レイヤー)」の数が全く異なります。
普通の白は、白いカラー塗料の上に透明なクリアー塗料を塗る「2コート(2層)」でできています。
一方、パールホワイトは「3コート(3層)」という複雑な構造です。
1. ベースカラー
まず、下地となる真っ白なベース色を塗ります。
2. パール層
次に、「マイカ(雲母)」という光を反射するキラキラの鉱物を混ぜた半透明の塗料を塗り重ねます。
3. クリアー層
最後に、全体を保護しツヤを出す透明なクリアー塗料でコーティングします。
工程が1つ多いため、使用する塗料の種類も増え、職人が塗装して乾燥させる手間も余分にかかります。これが、修理代が少し高くなる物理的な理由です。近年は車のボディにアルミやカーボンといった先進的な素材が使われることも多くなっており、素材に応じた特殊な下地処理が求められることも、高度な技術が必要な理由の一つです。
2. 理由その②:0.1グラムの戦い!「調色」の超高難易度
車は、新車で出荷されたその日から、太陽の紫外線や酸性雨の影響を受けて少しずつ「色あせ」をしています。そのため、メーカーの指定した色番号の塗料をそのまま塗っても、修理した部分だけ色が全く合わず、ツギハギだらけになってしまいます。
塗装職人は、お客様の現在の車の色にピタリと合わせるため、赤、青、黄色、黒などの原色を0.1グラム単位で混ぜ合わせる「調色(色合わせ)」を行います。
パールホワイトは、この調色が全カラーの中で最も難しいと言われています。正面から見た時の白さと、斜めから透かして見た時のキラキラ感(フリップフロップ性)の両方を合わせなければならないからです。職人は何度もテストピースに色を塗り、光の当たり方を変えながら、世界に一つだけの「お客様の今の愛車の色」をゼロから創り出します。
3. なぜパールホワイトは「部分補修」ができない
よく「キズのところだけ、ちょこっとタッチアップペンや缶スプレーで塗って補修できませんか?」というご相談を受けます。しかし、パールホワイトにおいて「小さな範囲だけの部分補修」は、技術的にほぼ不可能であり、絶対にお勧めできません。
その最大の理由は「パールの粒子(ラメ)の並び方」にあります。
プロが専用のスプレーガンを使って適切な空気圧で塗装すると、パールの粒子は均一に、綺麗に同じ方向を向いて並びます。しかし、市販のタッチアップペン(筆塗り)や缶スプレーで素人の方が塗ると、粒子がバラバラの方向を向いて固まってしまいます。
その結果、光を乱反射してそこだけ黒ずんで見えたり、逆に修正液をベタッと塗ったように不自然に白く浮き上がってしまいます。
人間の目は非常に敏感です。色やキラキラ感の違いを誤魔化すためには、キズの周辺だけでなく、パネルの半分や1枚全体を使って、徐々に色を薄くしていく「ボカシ塗装」という高度な技術が絶対に必要になります。「キズの大きさ=塗る面積」ではないため、パールホワイトを綺麗に直すには、どうしてもある程度の修理費用と広い塗装範囲が必要になるのです。
4. フルタ自動車鈑金なら「顧客起点思考」でお値打ちに!
パールホワイトの修理は難易度が高く、ディーラーに持ち込むと「色が合わないリスクがあるから、ドアを丸ごと新品に交換しましょう」と高額な見積もりを出されるケースが多くあります。
しかし、私たちは岐阜の「くるまの総合病院」として、常にお客様の立場に立つ「顧客起点思考」を第一に掲げています。
高額な部品交換を避けるため、パテを使わずに裏から押し戻す「叩かない鈑金」などの優れた技術を活用し、お客様の修理費用を少しでも削減するコストダウンのご提案を行っております。
私は日頃から「理念経営」を重視し、会社の価値観に深く共感する人材を採用しています。この方針のもと、各分野のプロフェッショナルが知恵を出し合う「集合天才」の文化が根付いており、難易度の高いパールホワイトの塗装や、先進安全装置の修理なども完璧に仕上げる技術力を持っています。私は岐阜県自動車車体協同組合のメンバーとしても活動しており、地域の自動車修理業界の発展にも寄与しています。
休日は息子の愛斗との時間を大切に過ごしていますが、それと同じように、お客様からお預かりした大切な愛車にも愛情を持って丁寧に向き合っています。
5. 岐阜でパールホワイトの修理にお悩みなら、フルタへ!
「他店で交換見積もりが高くて直すか迷っている」「自分で補修して失敗してしまった」という方は、どうかそのまま、私たちにご相談ください。
透明性を大切にし、お客様に一番損をさせない修理方法を一緒に考えます。
お問い合わせやご来店は、雪見店および織田塚店の2つの店舗にて承っております。どちらの店舗でも、充実した設備とプロの職人たちが皆様をお待ちしております。ぜひお気軽にご連絡ください!


