保険会社がすすめる工場に出すべき?正しい修理先の選び方
フレーム修正の精度が事故後の安全性を左右する
岐阜市で車の鈑金修理・塗装修理のことならフルタ自動車鈑金へ。
点検・整備・車検から新車・中古車販売、保険のご相談までトータルでお任せください。
「外装はきれいに直ったのに、なんとなく走りが不安定…」
「事故後からハンドルがまっすぐじゃない気がする」
事故修理のご相談で、こうした声は少なくありません。
その原因の多くが、フレーム(車の骨格)にあります。
実は、事故修理において最も重要なのは、
見た目のキレイさよりも“フレーム修正の精度”です。
この記事では、岐阜市のフルタ自動車鈑金が、
フレーム修正とは何か、
なぜ精度が安全性を左右するのかを、
一般ユーザーにも分かりやすく解説します。
■ フレームとは車の「骨格」
フレームとは、車の基本構造となる骨格部分のことです。
現在の多くの車は、ボディ全体で衝撃を受け止める構造です。
衝突時のエネルギーを分散させるように設計されています。
つまりフレームは、走る・曲がる・止まる そして命を守るための土台なのです。
■ フレームは「見えない場所」で歪む
事故というと、バンパーの凹みやフェンダーの傷など、外から見える損傷に目が行きがちです。
しかし実際には、見た目が軽傷でも、内部のフレームが歪んでいるケースは非常に多くあります。
特に、追突事故や出会い頭事故に縁石やガードレールへの衝突などは、フレームに力が伝わりやすいのです。
■ フレームが歪んだまま走るとどうなる?
① 直進性・操縦安定性が悪化する
フレームがわずかに歪むだけで、ハンドルが取られたりまっすぐ走らない
といった症状が出ます。
② タイヤや足回りの寿命が縮む
骨格がズレた状態では、足回り部品に常に無理な力がかかります。
結果として、タイヤの偏摩耗を起こしたり、サスペンションの早期劣化につながります。
③ 次の事故で安全性能を発揮できない
フレームは、衝突時に計算された変形をすることで、乗員を守る設計になっています。
歪んだままでは、本来の衝突安全性能が発揮されません。
■ フレーム修正は「引っ張ればいい」わけではない
フレーム修正と聞くと、「引っ張って戻す作業」をイメージされる方も多いですが、
実際はそれほど単純ではありません。
重要なのは、どこの部分か損傷範囲の把握が必要です。さらにどれだけ波及損傷が及んだか。
そしてどの方向にフレームがズレているか。ズレているかを正確に測定することです。
■ 精度を左右する「測定技術」
フレーム修正の第一歩は、ミリ単位での計測です。基準値と比較しながら、
高さ、幅、ねじれを確認し、設計通りの位置へ戻していきます。
この測定が曖昧なまま修正すると、「直したつもり」で終わってしまう危険があります。
■ フレーム修正の精度はADASにも影響する
近年の車には、自動ブレーキに車線維持支援などのADAS(先進運転支援システム)が搭載されています。フレームのズレは、センサー角度のズレが誤作動につながる可能性があります。
つまりフレーム修正は、電子制御の安全性にも直結しているのです。
■ フルタ自動車鈑金がフレーム修正で重視すること
・ 正確なボディ計測
・ メーカー基準に基づく修正
・ 足回り・電子制御まで含めた確認
・ 修理後の試運転と最終チェック
見えない部分こそ、妥協せずに直すことを大切にしています。
■ 「安く早く」より「正しく安全に」
フレーム修正は、時間も手間もかかる作業です。
そのため、修正を省略する,見た目だけ整えるといった修理が行われるケースもあります。
しかしそれは,安全性を犠牲にした修理になりかねません。
■ まとめ|フレーム修正の精度=事故後の安全性
事故修理で本当に大切なのは、
・見た目の美しさ
・走りの違和感がないこと
・次の事故でも命を守れること
そのすべての土台となるのが、フレーム修正の精度です。
岐阜市で事故修理・骨格修正をご検討の方は、見えない部分まで責任を持って修理する
フルタ自動車鈑金<へぜひご相談ください。
今回は、フレーム修正の精度が事故後の安全性を左右する。についてご紹介いたしました。




