CDR分析で“事故の真実”を解析!
塗装ブースの違いで仕上がりはここまで変わる!
岐阜市で車の鈑金修理・塗装修理のことならフルタ自動車鈑金へ。
点検・整備・車検から新車・中古車販売、保険のご相談までトータルでお任せください。
「同じ塗装なのに、なぜ仕上がりに差が出るの?」
「修理後、色が微妙に違って見えるのはなぜ?」
板金塗装の仕上がりは、職人の技術だけでなく、“どんな環境で塗装しているか”によって大きく左右されます。その鍵となるのが塗装ブースです。
この記事では、岐阜市のフルタ自動車鈑金が、
塗装ブースの違いがなぜ仕上がりに影響するのかを、一般ユーザーにも分かりやすく解説します。
■ 塗装ブースとは何か?
塗装ブースとは、車を塗装するための専用密閉空間です。
単に「屋内で塗る場所」ではなく
・空気の流れ
・温度
・湿度
・ホコリの侵入防止
を厳密に管理するための設備です
この環境が整っていないと、どれだけ腕の良い職人でも、
完璧な塗装はできません。
■ 塗装ブースがない場合に起こりやすい問題
簡易的な環境や、ブースが不十分な場所で塗装すると、ホコリやゴミの付着や
ムラやザラつきや艶の違いといったトラブルが起こりやすくなります。
一見キレイに見えても、太陽光の下で見ると違和感が出るケースも少なくありません。
■ 塗装ブースの「違い」とは?
① 空気の流れ(換気方式)
高品質な塗装ブースでは、空気が上から下へ一定方向に流れる構造になっています。
これにより、ホコリが舞い上がらない事や、塗料ミストが滞留しないと言った
理想的な塗装環境が保たれます。
② 温度・湿度管理
塗料は、温度や湿度の影響を非常に受けやすいものです。
湿度が高すぎると、艶が出ない、白ボケが起こり逆に温度が低すぎると、
乾燥不良や塗膜が弱くなるといった問題が発生します。
塗装ブースでは、季節を問わず最適な条件を作り出します。
③ 強制乾燥(焼き付け)機能
高性能な塗装ブースには、強制乾燥(焼き付け)機能が備わっています。
これにより、塗膜が均一に硬化し耐久性が向上する。さらに色ブレが起こりにくい
といったメリットがあります。自然乾燥と比べると、仕上がりの差は歴然です。
■ 塗装ブースの差は「数年後」に現れる
塗装直後は、どの工場で塗ってもキレイに見えることがあります。
しかし、1年後、3年後、5年後と時間が経つにつれ、色あせや艶引けクリア剥がれ
といった差が出てきます。
これは、塗装時の環境が 塗膜の耐久性に直結しているためです。
■ なぜ「安い塗装」は後悔しやすいのか
価格を抑えるために、簡易的な塗装環境と乾燥時間の短縮に工程の省略が行われるケースもあります。
その結果、数年で再塗装が必要になり結局高くつくというケースは少なくありません。
塗装は「その場の価格」ではなく「長期的な品質」で選ぶことが大切です。
職人の技術を最大限に活かすためには、環境づくりが不可欠だからです。
■ 塗装品質は事故修理の満足度を左右する
事故修理では、元の色にどれだけ近いか、艶が周囲と揃っているか違和感がないか
が、修理後の満足度を大きく左右します。
そのため、塗装ブースの有無・質は工場選びの重要な判断基準になります。
■ まとめ|塗装の仕上がりは「設備×技術」で決まる
塗装の仕上がりは、職人の腕、塗料の材質、塗装ブースの性質この3つが揃って初めて、高品質になります。
塗装ブースの違いは、確実に仕上がりに表れます。
岐阜市で板金塗装・事故修理をご検討の方は、仕上がりにこだわるフルタ自動車鈑金へぜひご相談ください。
今回は、塗装ブースの違いで仕上がりはここまで変わる!をご紹介いたしました。




