修理のついでにできる“安全アップ”メンテナンス
EV・ハイブリッド車の修理で必要な安全対策
岐阜市で車の鈑金修理・塗装修理のことならフルタ自動車鈑金へ。
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「EVやハイブリッド車って、修理は普通の車と同じでいいの?」
「事故後に感電の危険はないの?」
近年、EV(電気自動車)やハイブリッド車が急速に増え、
それに伴い修理時の安全対策の重要性も高まっています。
実は、EV・ハイブリッド車の修理は,ガソリン車とはまったく違うリスクが存在します。
この記事では、岐阜市のフルタ自動車鈑金が、
EV・ハイブリッド車修理で必要な安全対策を、
一般ユーザーにも分かりやすく解説します。
■ なぜEV・ハイブリッド車の修理は危険と言われるのか?
最大の理由は、高電圧システムです。EV・ハイブリッド車には、
走行用として数百ボルトの高電圧<が使われています。
この高電圧は、感電の危険や誤作動による急加速、火災リスクにつながる可能性があり、
正しい知識と手順がなければ非常に危険です。
■ EV・ハイブリッド車に搭載されている高電圧部品
・駆動用バッテリー(高電圧バッテリー)
・インバーター
・モーター
・高電圧ケーブル(オレンジ色)
これらは、通常の整備とは別次元の危険部位です。
特に事故後は、外見では異常が分からなくても、
内部で損傷しているケースがあります。
■ 安全対策① 高電圧の「遮断作業」が最優先
EV・ハイブリッド車の修理では、最初に必ず行う作業があります。
それが「高電圧遮断(サービスプラグOFF)」です。
これにより、車両全体から高電圧を切り離し、安全な状態を作ります。
この手順を誤ると、感電事故につながる恐れがあります。
■ 安全対策② 専用資格・教育を受けた整備士
EV・ハイブリッド車の修理は、誰でも触っていいわけではありません。
メーカーや業界では、
・高電圧取扱い教育
・感電防止講習
・救急対応知識
などを受けた整備士が作業することが前提です。
知識不足の作業は、作業者だけでなく車両オーナーの安全も脅かします。
■ 安全対策③ 絶縁工具・保護具の使用
EV・ハイブリッド車修理では、
・絶縁手袋
・絶縁工具
・保護マット
などの専用保護具が必須です。通常の工具では、万が一の通電時に感電する危険があります。
■ 安全対策④ 事故車は特に慎重な初期対応が必要
事故後のEV・ハイブリッド車は、
・バッテリーケースの変形
・高電圧ケーブル損傷
・内部ショート
が起きている可能性があります。そのため、「走れるから大丈夫」
という判断は非常に危険です。
事故直後は、専門工場へのレッカー搬送が最も安全な選択です。
■ 安全対策⑤ 修理後の点検・診断が不可欠
EV・ハイブリッド車は、修理が終わった後も安心できません。
修理後には、
・OBD診断
・高電圧系統の自己診断
・警告灯の履歴確認
を行い、 システムが正常に戻っているかを確認します。
見た目が直っていても、電子的に異常が残っていることがあります。
■ EV・ハイブリッド車修理でよくある誤解
● バッテリーに触らなければ安全?
いいえ。
高電圧は車両全体に関係しています。
● 普通の鈑金工場でも大丈夫?
設備・知識がなければ危険です。
● 警告灯が消えていれば安心?
診断データ確認が必須です。
■ フルタ自動車鈑金がEV・ハイブリッド修理で重視すること
・高電圧遮断手順の徹底
・電子診断(OBD)による確認
・事故修理と電装診断の同時対応
・安全性を最優先した修理判断
「直す」だけでなく、安全に戻すことを第一に考えています。
■ EV・ハイブリッド車は修理先選びが命を守る
EV・ハイブリッド車は、静かで環境に優しい一方、修理には高い専門性が求められます。
修理先を間違えると、感電事故に繋がったり、再故障や走行中トラブルにつながる可能性があります。
■ まとめ|EV・ハイブリッド車修理は「安全対策」が最優先
EV・ハイブリッド車の修理では、
・高電圧遮断
・専門知識と設備
・修理後の電子診断
が欠かせません。「見た目が直る」だけでは不十分。
本当に安全に戻っているかが重要です。
岐阜市でEV・ハイブリッド車の修理をご検討の方は安心してフルタ自動車鈑金へご相談ください。
今回は、EV・ハイブリッド車の修理で必要な安全対策についてご紹介いたしました。
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