車検で“通すだけ”は危険？予防整備の重要性

車検で“通すだけ”は危険？予防整備の重要性
岐阜の車検・点検はフルタ自動車鈑金へご相談ください。
車検と聞くと、多くの方が「とりあえず通ればいい」「安いほうが助かる」と考えがちです。

しかし、その考え方はときに大きなリスクにつながります。

車検はあくまで“法律で決められた最低限の基準を満たしているか確認するもの”であり、
車の健康状態を細かく診断するものではありません。

つまり、車検に通った＝安全な車ではないのです。

この記事では、岐阜市のフルタ自動車鈑金が、車検を「通すだけ」で終わらせる危険性と、
安心して長く乗るための予防整備の重要性についてわかりやすく解説します。

■ 車検は“安全を保証する点検”ではないという事実

車検で確認されるのは、あくまで国の定めた「保安基準」。

そのため、次のような「将来起こるかもしれない故障の兆候」は車検ではチェック対象外です。
・劣化が始まったゴム部品
・弱っているバッテリー
・寿命間近のタイヤ
・にじみ始めたオイル漏れ
・ブレーキパッドの残量不足
・冷却水ホースのひび割れ
これらは「まだ壊れていない」ため、
車検としては“通ってしまう”場合があります。

しかし、実際はこの段階で手を入れないと、
半年後に突然の故障・高額修理につながることが多いのです。

■ 車検を“通すだけ”にした結果、よくあるトラブル

① エンジンがかからなくなる（バッテリー突然死）

バッテリーは寿命3〜5年。
弱っていても車検では通ります。
→ 夏や冬に突然エンジンがかからなくなる例が非常に多いです。

② 冷却水ホース破裂によるオーバーヒート

ホースのひび割れや劣化は、車検では不合格にならないケースがほとんど。
→ 忽然として水蒸気が上がり、レッカー搬送へ。

③ ブレーキの効きが悪くなる

パッド残量が少しでもあれば車検は通ります。
しかし残量がギリギリの場合、半年以内に交換が必要になることが多いです。

④ タイヤの経年劣化によるバースト

溝があれば車検は通りますが、年数劣化（ヒビ）は基準外。
→ 高速道路でのバーストは命に関わる事故に発展します。

■ 予防整備とは？車を長持ちさせるための「先回りの整備」

予防整備とは、「壊れてから直す」ではなく、壊れる前に対処する整備のこと。

人間の健康診断と同じで、早期に異常を発見できれば
重大なトラブルや高額修理を避けられます。

予防整備でチェックすべき項目

・エンジンオイル・フィルター
・バッテリーの電圧チェック
・ブレーキパッド・ローター
・冷却水（クーラント）劣化
・ベルトの摩耗（ファンベルト・エアコンベルト）
・タイヤの年数と硬化
・オイル漏れ（にじみ段階で対処）
これらは車検だけでは十分に確認できません。

フルタ自動車鈑金では車検時に、 “車の健康状態”として詳しく説明するようにしています。

■ OBD点検（電子制御システム診断）が必須の時代へ

近年義務化された「OBD点検」は、車のコンピューターに蓄積されたデータを読み取り、
故障の兆候をデジタルで診断する仕組みです。

従来の目視点検では発見できない、電子制御のエラー・センサー異常がわかるため、
現代車の予防整備に欠かせません。

岐阜市内のOBD点検にしっかり対応できる工場は数多くあります。
フルタ自動車鈑金でも専用テスターを導入し、正確な診断を行っています。

■ 予防整備をしたほうが“トータルで安くなる”理由

壊れてから修理すると、
・レッカー代
・代車費用
・高額部品交換
が必要になります。

しかし予防整備では、
・軽い整備ですむ
・走行不能になる前に対処できる
・車の寿命が延びる
ため、結果的に出費が抑えられます。

実際に過去では岐阜市でも、
「タイミングベルトを交換せずに切れてしまい、20万円以上の修理費」
という事例もありました。

■ 車検後すぐ故障するのは“異常ではない”

ユーザーの中には、
「車検を受けたばかりなのに壊れた！」

と感じる方がいますが、
それは車検の仕組みを誤解しているケースが多いです。

車検は「今この瞬間に保安基準を満たしているか」
を確認するものなので、
近い将来の故障を予測する仕組みではありません。

だからこそ、予防整備が必要なのです。

■ フルタ自動車鈑金の車検が選ばれる理由

・国家整備士による丁寧な点検
・OBD診断で電子系トラブルを早期発見
・劣化具合を写真付きで説明
・必要な整備だけを提案（不要な追加整備なし）
・予算に合わせた整備プランが可能
多くのお客様よりお喜びの声を頂戴しております。

「通すだけの車検では不安」という方にこそ、当社の“安心重視の車検”がおすすめです。

■ まとめ｜車検は「通すだけ」より「予防整備」が未来を守る

車検を安く済ませたい気持ちは誰にでもあります。
しかし、安さだけを優先して必要な整備を省くと、
・車の寿命が縮む
・故障が増える
・結果的に高額修理になる
・事故リスクが上がる
という“隠れたコスト”が大きくなります。

予防整備は安心と安全を守るための投資度とお考え下さい。
今回は、車検で“通すだけ”は危険？予防整備の重要性についてご紹介いたしました。

岐阜市で車検をご検討の方は、お気軽にフルタ自動車鈑金へご相談ください。