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追突事故後はどこを見るべき?隠れ損傷のチェックポイント

古田昌也

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テーマ:車の事故修理

追突事故後はどこを見るべき?隠れ損傷のチェックポイント

岐阜の事故修理はフルタ自動車鈑金へご相談ください。
追突事故は、見た目の傷が軽くても、車の内部に重大なダメージが潜んでいることがあります。

岐阜市でも「バンパーが少しへこんだだけだから大丈夫」とそのまま乗り続け、
後になって走行異常や警告灯点灯が発生するケースが多くあります。

追突事故は“外観より中の損傷”が重要。

この記事では、岐阜市のフルタ自動車鈑金が、
追突事故後に必ず確認すべき“隠れ損傷”のポイントを 一般ユーザーにもわかりやすく解説します。

■ なぜ追突事故は「隠れ損傷」が多いのか?

追突事故では、衝撃の力がバンパー表面だけでなく、
・吸収材(バンパービーム)
・バックパネル(トランク内部)
・フレーム(車体骨格)
・マフラーや足回り
などに広がります。

これらは普段見えないため、外観が軽い傷でも内部は大きく歪んでいることがあります。
“外観で判断する”のは非常に危険です。

■ チェックポイント①|バンパーの裏側(衝撃吸収部)

追突時に最もダメージを受けるのは、実はバンパーではなく内側のバンパービームです。
・ビームの曲がり
・吸収材の潰れ
・取り付けステーの破損
これらがあると、次の事故で衝撃を吸収できず、大きな怪我につながる危険があります。

■ チェックポイント②|トランク内部の“わずかな歪み”

バックパネルと呼ばれる部分が歪むと、
・トランクの閉まりが悪い
・雨漏りが発生
・内部の骨格に影響

といった症状が発生します。
見た目が元通りでも、わずかな歪みが後々大きな問題に発展します。

■ チェックポイント③|リアフロア(床)のへこみ

リアフロアは普段見えませんが、追突時の衝撃が伝わりやすい部分です。
床がわずかにへこんでいても、
・走行時の異音
・後輪アライメントのズレ
・燃料タンクへの影響
 を引き起こします。

整備工場でのリフトアップ点検が必須です。

■ チェックポイント④|サスペンション・足回りのズレ

後方からの衝撃は足回りに伝わり、
・トー角のズレ
・タイヤ内減り
・直進安定性の悪化
 につながります。

「ハンドルが取られる」「走るとフラフラする」は危険サインです。

■ チェックポイント⑤|マフラーの曲がりや排気漏れ

追突の衝撃で、マフラーや排気ラインが押されて変形することがあります。
そのまま走ると、
・排気漏れ
・騒音(音量)増加
・車検不合格
 につながるため、早めの点検が必要です。

■ チェックポイント⑥|バックカメラ・センサーの誤作動

近年の車は、
・リアカメラ
・バックソナー
・後方レーダー
 といった装備が増えています。

これらがズレると、
・誤警報
・障害物検知不能
・ADAS機能の低下
 が発生し、安全性が低下します。

■ チェックポイント⑦|リアゲートの建付け

リアゲートの開閉が少しでも重くなる、ずれる場合は、
骨格の歪み</strong>が疑われます。

無理に力を入れると、モーター・ダンパーの故障にもつながります。

■ チェックポイント⑧|警告灯の点灯(特にエアバッグ関連)

追突時の衝撃でセンサーが作動し、
エアバッグ警告灯が点灯することがあります。

これは重大な安全系統のトラブルの可能性があり、
必ず工場で診断が必要です。

■ 追突事故で役立つ「EDR(CDR)解析」

追突事故では、衝撃の大きさや速度が問題になるケースがあります。

フルタ自動車鈑金では、
BOSCH CDRツールによるEDR解析が可能で、
・衝突時の速度
・ブレーキの有無
・衝撃Gの大きさ
・相手車両との相対速度
 などのデータを確認できます。

過失割合に関わるケースでは、大きな証拠となります。

■ 追突後、自走しても大丈夫?判断ポイント

次の症状があれば、絶対に自走不可です。
・バンパーが垂れ下がっている
・タイヤが擦れている
・異音(ゴリゴリ音)がする
・まっすぐ走らない
・液体漏れがある
・警告灯点灯

▼迷ったらレッカー搬送が安全

岐阜市では、昌也(サカナリ)ロードサービス24hが24時間対応で出動し、
そのままフルタ自動車鈑金へ搬送できます。

■ フルタ自動車鈑金が選ばれる理由

・骨格修正に強い専門工場
・計測で隠れ損傷を見逃さない
・塗装ブース完備で高品質塗装が可能
・ADASセンサーのキャリブレーション対応
・中古パーツ活用で費用を抑える提案も可能
・保険修理も自費修理も柔軟に対応

■ まとめ|追突事故は「軽い傷でも内部損傷の可能性大」
追突事故後に必ずチェックすべきポイントは以下の通りです。
1. バンパー内部のビーム損傷
2. トランク内部・バックパネルの歪み
3. リアフロアのへこみ
4. 足回りのズレ
5. マフラーの曲がり
6. カメラ・センサーの誤作動
7. リアゲートの建付け異常
8. 警告灯点灯

外観だけで判断すると危険です 。
今回は、追突事故後はどこを見るべき?隠れ損傷のチェックポイントをご紹介しました。
少しでも気になる場合は、専門工場での点検をおすすめします。

岐阜市で追突事故に遭われた方は、 フルタ自動車鈑金へお気軽にご相談ください。

【店舗案内】


株式会社フルタ(フルタ自動車鈑金)
織田塚店:岐阜市織田塚町1-12-1
雪見店:岐阜市雪見町1-5-17
24時間ロードサービス:昌也(サカナリ)ロードサービス24h

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古田昌也
専門家

古田昌也(整備士)

フルタ自動車鈑金 雪見店

高い技術で鈑金塗装修理を行うだけではなく、お客様の立場にたったサービスの提供を追及。職人気質な業界にサービス精神を取り入れ、お客様の役に立ちたいと考えている

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