そもそも自動車保険は何を補償するの?
こんにちは 岐阜市の自動車キズ・へこみ・板金修理専門工場
青いカンバンが特徴的なフルタ自動車鈑金(古田板金) 古田昌也 です。
車に乗っているあなた、自動車保険には加入していますか? 自賠責保険は加入が義務付けられていますが、任意保険はあくまでも任意。そのせいか、「検討中で未加入」「どこにしたらいいかわからない」「契約が難しい」という人も。“超”初心者向けに選び方を解説します。
車を買う際、ディーラーや代理店におすすめされる自動車保険。でも「これって正解?」「もっといい保険は?」「内容は大丈夫?」など疑問はつきません。自動車保険を選ぶ際、最低限これだけ抑えておけば大丈夫!という3つのポイントをご紹介します。
自動車を買ったら保険への加入が義務付けられています。それが「自賠責保険」です。
では、これさえ入っておけばOKかと言えば、そうとも言い切れません。事故で相手にケガなどさせた場合、賠償額は高額になりますが自賠責保険で補償されるのは最低限の金額だからです。
【自賠責保険の補償内容】
・傷害 120万円
・死亡 3000万円
・後遺障害 4000万円
これでは物足りないうえ、相手の財産(車、家屋)、自分のケガの補償は一切ゼロ。大けが、死亡時にもまったく保険金を受け取ることはできません。愛車の補償もゼロです。そこで任意保険が必要となるわけです。
任意保険に入るには、各保険会社が用意している保険を選ぶ必要があります。
各保険会社の任意保険は全てが同じではなく、会社によって保険金額や補償内容、サービスなどに差があります。選ぶ際の決め手は以下のようなものがあります。
【任意保険を選ぶ上での要素】
・保険・・・・安いほうが助かります
・会社のブランド・・・・老舗の大手保険会社か、最近耳にするようになった通販型の会社か
・サービス体制・・・・代理店はあるのか、ロードサービスは充実しているのか
自分なら何を重視するのか、前もって決めておくとスムーズです。
さて、ディーラーで車を買うと、その時点で任意保険を勧められるケースがあります。しかしお勧めされる保険は何十社もあるわけでなく、ディーラーと連携が取れている数社のみ。もっと比較したい場合は、自分で見積もりを取る必要があるのです。
とは言え、複数社に見積もりを出すよりも、身近な保険プロ代理店さんやプランナーさんに相談するのが一番良いでしょう。
保険会社を比較する際のコツとしてオススメしたいのは、補償内容を決定しておくことです。
【基本の補償内容例】
対人賠償 無制限
対物賠償 無制限
自損事故 1500万円
無保険車傷害 2億円
搭乗者傷害保険 1000万円
人身傷害補償 3000万円
車両保険 車両により設定
上記の補償内容はあくまでベーシックなもの。完全新規での見積もりは、まずこちらで依頼してみてください。また、車の買い替えや更新などの場合は、現在加入中のプランを目安として、見積もりをとってみましょう。
見積もりは比較サイトを使うと手間いらず任意保険は、代理店型と通販型で見積もり方法が変わります。
・代理店型・・・・担当者に見積もりを依頼
・通販型・・・・ネット、電話などで見積もりを依頼
どちらでも保険は加入できますが、私個人的には保険プロ代理店(ディーラとは違います)の方と顔を合わせながら一緒に保険プランを見積していただく方がよいです。ネットもディーラも大変便利ですが、そもそも保険は事故が起きた時に使える証券です。事故はいつ起きるか分かりませんし、事故現場では当事者同士が警察の聴取や相手とのやりとり、保険会社やレッカーの手配に修理工場への入庫連絡、代車の手続き等々、やる事がいっぱいあります。
弊社もロードサービスを行っています。多くの事故現場にレッカー車が入り、いつも思うことがあります。それは事故後の解決がスムーズな方とそうでない方の違いです。事故現場では手続き等でやる事がいっぱい。そのお手伝いを現場にまで来てくださるのが保険プロ代理店の方です。手続きから相手とのやり取り、保険やレッカーの手配に修理工場へ入庫連絡に代車の手配。本当にスムーズです。事故相手との対応も機敏に動いて下さります。これが事故解決にスムーズな理由でしょう。
しかし、ネットやディーラーで保険を加入をされると、事故現場には誰も来ませんし、ご自身で全てをこなさなくてはいけません。もし、深夜の大雨の中で事故をおこしてしまったら。
本当に今の保険で大丈夫ですか?