諦めていませんか？車の内装のキズ、劣化を徹底的に補修します！（2/3）

君を一生手放さない！

　小さいころから絵を描いたり、プラモデルを作るのが好きだったという山下さん。「プラモデルは1台の車を1年くらいかけて作りあげます（笑）。頭の中に理想の完成図が浮かび、どうすればそれに沿ったよりよいものができるか、各部品を悩みながら組み立てるのはとても楽しい時間です。一人でなにかをじっくりと作り上げていくのが性に合っているんでしょうね」と話します。

　24歳のときに惚れ込んで購入した自身の平成4年式のクラウンワゴン（写真）は、21年が経過したいまもきちっと整備して大切に乗り続けているそうです。「モノは何でもそうだと思うんですが、大切に手入れすればするほど愛着がわいてくるものです。この車には結婚する前から妻とデートしたり、亡くなった父親を乗せたりと、青春時代の思い出がいっぱい詰まっていますし。他の車に乗り替えなきゃとか、手放そうと思ったことなんて一度もありません。一生乗るつもりなので、おかしなところがあれば全部言ってくださいと整備士さんには言っています。何度も車を買い替えるのに比べれば維持費用は安いですよ」と山下さん。

　あるとき、我が子を扱うように、クラウンをピカピカに磨き上げていると、ふとこう思ったそうです。「こだわりのある車を、僕みたいに大切にしている人は他にもたくさんいるんじゃないか。そんな人たちのお役に立つことはできないだろうか」と。大手家具メーカーで長年働き、父親が病気で倒れたことがきっかけで、自らの生き方を見つめ直すようになったという山下さん。そんな人生の転機に「TOTALREPAIR」と出会ったことで、会社を辞めて自分の好きなことを生かした仕事をする道を選びました。

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