お歳暮に植物ってアリ?選び方と喜ばれる定番3選【2025年版】
縁起物とは?
縁起物(えんぎもの) とは、「良いことがありますように」という願いを込めた品物のこと。
お正月や節句、お祝い事などで飾ったり贈ったりする習慣があり、日本人にとって身近な存在です。
「縁起」という言葉は、元々仏教用語で「因縁によってあらゆるものが生じる」という意味。
現代では、「良い兆し」「幸先の良さ」を意味する言葉として使われています。
なぜ縁起物を飾るのか?
縁起物には、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、無病息災、長寿、子孫繁栄など、さまざまな願いが込められています。
お正月に門松や鏡餅を飾るのも、結婚式の引き出物に鰹節を入れるのも、すべて縁起を担ぐため。
「相手に良いことがありますように」という気持ちを、形にして伝えるのが縁起物です。
【動物編】縁起の良い動物たち
日本には、縁起の良い動物がたくさんいます。
鶴・亀(長寿の象徴)
「鶴は千年、亀は万年」として知られる長寿の象徴。
鶴はつがいで一生を添い遂げることから「夫婦円満」の意味も。
亀は六角形の甲羅から「繁栄」の意味もあり、とてもおめでたい動物です。
鯛(めでたい)
「めでたい」と掛けて縁起物とされる鯛。
紅白の色合いも、お祝い事にぴったりです。
招き猫(商売繁盛)
右手を挙げた招き猫はお金を招く、左手を挙げた招き猫は人を招くと言われています。
商売をしている方への贈り物に最適です。
フクロウ(福来郎・不苦労)
「福来郎」=福が来る、「不苦労」=苦労しない、という語呂合わせ。
西洋では「知恵の象徴」ともされ、世界中で愛されています。
カエル(無事帰る・福帰る)
「無事帰る」「福帰る」という語呂合わせから、旅行のお守りや玄関に飾られることが多いです。
【植物編】縁起の良い植物
植物も、古くから縁起物とされてきました。
松竹梅
松:不老長寿(一年中枯れない常緑樹)
竹:成長力、未来への希望(まっすぐ伸びる強い生命力)
梅:出世、長寿(どの植物よりも早く花を咲かせる)
お正月の門松や、おめでたい席の飾りとして使われます。
南天(なんてん)
「難(なん)が転(てん)じて福となす」という語呂合わせ。
真冬に赤い実をつけることから、お正月の飾りにも使われます。
胡蝶蘭(幸せが舞い込む)
「幸せが舞い込む」という花言葉を持つ胡蝶蘭。
開業祝いや長寿祝いなど、幅広く贈られる縁起物です。
【アイテム編】縁起の良いモチーフ
縁起物は、動物や植物だけではありません。
だるま(目標達成・商売繁盛)
目標を立てるときに片目を入れ、達成したらもう片方の目を入れる風習があります。
七転び八起きの精神を表し、諦めない心を象徴しています。
扇・扇子(末広がり)
開いた形が末広がりになることから、繁栄や開運の意味があります。
結婚式や長寿祝いの贈り物に人気です。
打ち出の小槌(財運)
振れば何でも出てくるという、おとぎ話の宝物。
金運や財運を招くと言われています。
熊手(福をかき集める)
毎年11月の酉の市で販売される熊手。
福をかき集めるという意味があり、商売をしている方に人気です。
鏡餅(お正月)
神様へのお供え物として、お正月に飾る鏡餅。
「鏡のように清らかな心で新年を迎える」という意味が込められています。
【和柄編】縁起の良い文様
着物や手ぬぐい、雑貨などに使われる和柄にも、縁起の良い意味があります。
青海波(せいがいは)
波を表した幾何学模様。
夫婦円満、平穏な暮らしを願う文様です。
七宝(しっぽう)
円が重なり合った文様。
子孫繁栄、良縁を願う意味があります。
麻の葉
六角形の幾何学模様。
麻のようにまっすぐ育つことから、子どもの成長を願う文様です。
まとめ:縁起物で、新年を迎えよう
日本には、数え切れないほどの縁起物があります。
それぞれに込められた意味を知ることで、お正月の飾りや贈り物がもっと特別なものになるはずです。
新年に取り入れたい縁起物
- 家に飾るなら:門松、鏡餅、だるま
- 贈り物にするなら:胡蝶蘭、松竹梅モチーフ、扇子
- 身につけるなら:縁起の良い和柄の小物
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