お歳暮が遅れた!年内に間に合わなかった時の正しい対処法
目次
「いいものを贈ったつもりが…」にならないために
お歳暮選びで一番怖いのは、「よかれと思って贈ったものが、実は失礼だった」
というパターン。
刃物やハンカチ、靴下など、一見便利そうなものでも、実はマナー違反になることがあります。
今回は、お歳暮で絶対に避けるべきものと、もらって困るものを完全解説します。
【絶対NG】お歳暮で贈ってはいけないもの5選
まずは、マナー違反として絶対に避けるべきものをご紹介します。
NG① 刃物(包丁・ナイフ・ハサミ)
包丁やナイフ、ハサミなどの刃物は、「縁を切る」を連想させるため、お歳暮には絶対NGです。
これは結婚祝いや出産祝いでも同じ。
たとえ相手が料理好きでも、刃物類は避けましょう。
NG② 靴・靴下・スリッパ
靴や靴下、スリッパなどの履物は、「相手を踏みつける」という意味になります。
これは、戦国時代のある武将が、敵を侮辱するために草履を贈ったことに由来するそうです。
特に目上の人には絶対に贈らないようにしましょう。
NG③ 下着
下着や肌着も、お歳暮にはNGです。
「みすぼらしい恰好をしている」「これくらいも買えないの?」という意味に受け取られる可能性があります。
生活必需品であっても、贈り物としては避けるべきです。
NG④ ハンカチ
手軽で実用的なハンカチですが、実はお歳暮にはNG。
理由は、ハンカチの漢字表記が 「手巾(しゅきん)」 で、「手切れ」 を連想させるからです。
デザインが豊富で選びやすいため、つい選んでしまいがちですが、注意しましょう。
NG⑤ 現金・商品券
「喜ばれそう」と思って現金や商品券を贈るのも、実はマナー違反。
「お金に困っている人への施し」 という意味になり、「上から目線」 と受け取られることがあります。
特に目上の人には絶対に贈らないようにしましょう。
もらって困るもの3選
マナー違反ではないけれど、「正直、困る…」 と思われやすいものもあります。
困るもの① 好みが分かれる嗜好品
お酒やコーヒーは、お歳暮の定番ですが、飲めない人には迷惑になります。
贈る前に、相手の好みを確認しておきましょう。
困るもの② 賞味期限が短い生鮮食品
生鮮食品は喜ばれることも多いですが、賞味期限が短いと困られることも。
特に年末は帰省や旅行で不在にすることもあるので、受け取れるかどうかを事前に確認しましょう。
困るもの③ 寝具・雑貨・小物
寝具や雑貨は、好みが強く分かれます。
「色や柄が好みじゃない…」 「結局使わずにしまっている」 という声も多いです。
相手の好みが分からない場合は、食品や消耗品などの「消えもの」を選ぶのが無難です。
【意外なNG】タオルも避けた方がいい?
「タオルって定番じゃないの?」
そう思いますよね。
実は、タオルは「定番すぎて被る」という理由で、もらって困るものの上位に入ることがあります。
年末は、複数の人からタオルをもらうことも多く、「またタオルか…」と思われることも。
ただし、高品質なタオル(今治タオルなど) なら喜ばれることもあるので、品質にこだわるのがポイントです。
お歳暮を贈ってはいけない人もいる
お歳暮を贈る相手にも、注意が必要です。
贈ってはいけない人① 公務員
公務員の方は、法律で贈り物を受け取れない場合があります。
贈ることで相手に気を遣わせることにもなるので、公務員には贈らない 方が無難です。
贈ってはいけない人② 会社内で禁止されている企業
最近は、社内での贈り物を禁止している企業も増えています。
出世や異動などの「利害関係」を避けるためです。
お世話になっている上司でも、会社のルールを確認してから贈りましょう。
まとめ:「避けるべきもの」を知って、スマートなお歳暮を
お歳暮は、感謝の気持ちを伝える大切な機会。
だからこそ、「失礼にならないもの」を選ぶことが重要です。
今年のお歳暮、3つのポイント
- 刃物・靴・下着・ハンカチ・現金はNG
- 嗜好品や生鮮食品は、相手の好みと状況を確認
- 「消えもの」(食品・消耗品)が無難で喜ばれる
「何を贈ればいいか分からない…」という場合は、名入れタオルやカレンダーなどの実用品も選択肢に入れてみてください。
名入れギフトJORIOでは、お歳暮に最適な実用ギフトを豊富に取り揃えています。 カレンダー、文房具など、ご予算とご用途に合わせてご提案いたします。
失礼のない、心のこもったお歳暮選びを。
今年も感謝の気持ちを、しっかりと届けましょう。




