年末年始の挨拶回り、手土産マナー完全ガイド
「また菓子折りか…」受付で思われている現実
12月になると、取引先の受付には同じような菓子折りが山積みになります。
「今年もまた、あの定番の箱だ…」
「どれがどの会社からだったか、もう分からない」
受付や総務の方に聞いてみると、こんな本音が返ってきます。
もちろん、菓子折りが悪いわけではありません。
お菓子は喜ばれる定番ギフトです。
でも、年末は特に集中する時期。
だからこそ、「あの会社、センスいいな」と思われる手土産を選ぶことが、来年の関係づくりにつながります。
記憶に残る手土産の3つの条件
では、どんな手土産なら記憶に残るのでしょうか?
3つの条件をご紹介します。
1. 実用性がある
食べたら終わりではなく、日常で使えるものは記憶に残ります。
使うたびに「あの会社からもらったな」と思い出してもらえるからです。
例:タオル、文房具、カレンダー、タンブラーなど
2. 配る手間がかからない
受付や総務の方が配りやすいものも、実は喜ばれます。
個包装のお菓子は配りやすいですが、賞味期限が短いものや冷蔵が必要なものは意外と困られることも。
3. 「その会社らしさ」がある
名入れや、会社のロゴ、オリジナルのメッセージカードが添えてあるもの。
「ああ、この会社からもらったんだ」と、一目で分かる工夫があると印象に残ります。
予算別・具体的な提案
ここからは、予算別に具体的な手土産をご提案します。
予算3,000円:小規模オフィス向け
① 名入れボールペン(3本セット)
実用的で、デスクに置いてもらえます。
ちょっとした高級感があるボールペンなら、会議でも使ってもらえます。
② 個包装の焼き菓子 + ミニカレンダー
定番のお菓子に、卓上カレンダーを添えるだけで差別化できます。
お菓子は食べて終わりですが、カレンダーは1年間デスクに残ります。
③ タオルセット(名入れ)
タオルは日持ちもするし、配る手間もかかりません。
社名やロゴを入れておけば、「どこからもらったか」がすぐ分かります。
予算5,000円:中規模オフィス向け
① 名入れステンレスタンブラー
オフィスでも自宅でも使えて、長く愛用してもらえます。
エコ意識の高い企業には特に喜ばれます。
② カレンダー(壁掛け・卓上セット)
1年間、毎日目にするカレンダーは、広告効果も抜群です。
壁掛けと卓上の両方をセットにすると、より実用的。
③ お菓子 + 名入れメモ帳セット
お菓子だけでは他と同じ。
実用品をプラスするだけで、印象がガラリと変わります。
予算10,000円:大規模オフィス・VIP取引先向け
① 高級タオルギフト(今治タオルなど)
品質の良いタオルは、誰にでも喜ばれます。
名入れ刺繍を施せば、さらに特別感が出ます。
② 名入れモバイルバッテリー
実用的で、外出先でも使ってもらえます。
デジタルガジェット好きな担当者には特に喜ばれます。
③ オリジナルギフトボックス
お菓子、カレンダー、文房具など、複数のアイテムを詰め合わせたオリジナルボックス。
「この会社、気が利いてるな」と思われる、特別感のある贈り物です。
これは避けて!NGな手土産パターン
せっかくの手土産も、選び方を間違えると逆効果。
避けたほうが良いパターンをご紹介します。
NG① 賞味期限が短すぎるもの
生菓子や賞味期限が1週間以内のものは、受け取る側が困ります。
年末は忙しく、すぐに配れないこともあるからです。
NG② 冷蔵・冷凍が必要なもの
オフィスの冷蔵庫は、意外と空きがありません。
常温で保存できるものを選びましょう。
NG③ 香りが強いもの
アロマグッズや香水など、香りの好みは人それぞれ。
オフィスで使うものなら、無香料が無難です。
NG④ かさばりすぎるもの
一日に何件も回る場合、持ち運びやすさも重要です。
大きすぎる箱や重すぎるものは、自分も相手も大変です。
NG⑤ 「安く大量に」が見え透いているもの
100円ショップで買ったような品物は、正直バレます。
少数でも質の良いものを選ぶほうが、印象は良くなります。
まとめ:差別化が、来年の関係を変える
年末の挨拶回りは、1年の感謝を伝える大切な機会。
だからこそ、手土産選びで差をつけることが、来年の関係づくりにつながります。
今年の手土産選び、3つのポイント
- 実用的で、日常で使えるものを選ぶ
- 名入れやオリジナル要素で、記憶に残す
- 予算内で、質にこだわる
「また同じ菓子折りか…」ではなく、
「この会社、センスいいな」と思われる手土産。
それが、来年の信頼関係を深める第一歩になります。
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今年の挨拶回り、印象に残る手土産で差をつけませんか?




