SWAGを贈る意味とは?単なるノベルティとは違う、企業が本当に伝えたいこと

星野貴郎

星野貴郎

テーマ:SWAG

swagを贈る意味


「なぜ、わざわざお金をかけてSWAGを作るのか?」

この質問に、あなたならどう答えますか?

GoogleやFacebook、Airbnbといったグローバル企業が、高品質なロゴ入りアイテムを配り続けるのには、明確な理由があります。

今回は、SWAGを贈ることの本当の意味を、シンプルに解説します。

SWAG を贈る3つの意味

意味1:「あなたを大切に思っています」というメッセージ


SWAGの最大の意味は、感謝と敬意を形にすることです。

安っぽいボールペンではなく、上質なタンブラーを贈る。そこには、「あなたは私たちにとって大切な存在です」というメッセージが込められています。

取引先なら「いつもありがとうございます」、社員なら「あなたの頑張りを見ています」という気持ちを、言葉ではなくモノで伝える。

受け取った人は、その質の高さから「自分は大切にされている」と感じます。これが、関係性を深める第一歩になるんです。

意味2:「私たちはこんな企業です」という世界観の共有


SWAGは、企業の価値観を体現するツールです。

たとえば:

  • 環境意識の高い企業なら、竹製のタンブラーやリサイクル素材のバッグ
  • デザインにこだわる企業なら、ミニマルで洗練されたノート
  • テクノロジー企業なら、スマートなモバイルバッテリー


選ぶアイテムそのものが、「私たちはこういう企業です」というメッセージになります。

言葉で「うちはエコな会社です」と言うより、実際に環境配慮型のSWAGを贈る方が、何倍も説得力があります。

意味3:「一緒にいる」という一体感の醸成


特に社員向けのSWAGには、チームビルディングの意味があります。

リモートワークが増えた今、物理的に離れていても「同じものを持っている」という共通体験が、チームの一体感を生み出します。

全員が同じデザインのボトルを持つ。全員が同じロゴ入りのパーカーを着る。

それだけで、「自分はこのチームの一員だ」という帰属意識が高まります。

Zoomミーティングで、お互いのSWAGが画面に映り込むたびに、「ああ、みんな繋がってるんだな」と感じる。

これが、SWAGの持つ「見えない力」です。

なぜ「質の高さ」にこだわるのか?



「別に安いノベルティでも、同じ効果があるんじゃない?」

そう思うかもしれません。でも、違います。

質の高さは、企業の本気度を示すバロメーター
なんです。
たとえば、あなたが友人に誕生日プレゼントを贈るとき。100円ショップの適当なものと、相手のことを考えて選んだ3,000円のアイテム。どちらが気持ちを伝えられるでしょうか?

SWAGも同じです。

「とりあえず配ればいい」という姿勢の安いノベルティと、「本当に喜んでほしい」という思いで選んだ高品質なSWAGでは、受け取る側の印象がまったく違います。

SWAGは「投資」である



SWAGは、経費ではなく投資
です。

  • 取引先との関係が深まる
  • 社員のモチベーションが上がる
  • SNSでシェアされて、ブランド認知が広がる
  • 「センスのいい会社」という印象が定着する


これらはすべて、企業の資産になります。

1個3,000円のSWAGを100個作れば30万円。一見高く見えますが、それで取引先との信頼関係が強化され、社員の離職率が下がり、ブランドイメージが向上するなら、十分すぎるリターンです。

日本企業がSWAGで失敗しやすいポイント



ただし、日本企業がSWAGを作るとき、こんな失敗をしがちです。

失敗1:ロゴを大きく入れすぎる



「せっかくお金をかけるんだから、会社名を目立たせたい!」

その気持ちはわかりますが、それだと逆効果。大きなロゴは「広告っぽさ」を生み、受け取った人が使いにくくなります。

SWAGは、さりげなくが鉄則です。

失敗2:「とりあえず安く」という発想


「高品質って言っても、そこまで予算が…」

ここで妥協すると、ただの「ちょっと高いノベルティ」になってしまいます。それなら、数を減らしてでも質にこだわるべきです。

100個の中途半端なアイテムより、50個の本気のSWAGの方が、確実に効果があります。

失敗3:「うちには関係ない」と思い込む


「GoogleやFacebookみたいな大企業だから、SWAGなんて作れるんでしょ?」

いえ、そんなことはありません。

小さな会社でも、10個、20個から始められます。新入社員へのウェルカムキット、周年記念の社員ギフト、重要な取引先への年末の贈り物。

小さく始めて、反応を見ながら広げていけばいいんです。

まとめ:SWAGは「想いを届けるツール」


SWAGを贈る意味は、一言で言えば「想いを届けること」です。

  • 感謝の気持ち
  • 企業の価値観
  • チームとしての一体感


これらを、質の高いアイテムに託して届ける。それがSWAGです。

「ただ配ればいい」というノベルティの時代は終わりました。

これからは、「本当に喜ばれるものを、心を込めて贈る」時代。

あなたの会社も、SWAGという新しいコミュニケーションツールを、取り入れてみませんか?



福岡の名入れギフトJORIOでは、小ロットから対応できる高品質な名入れSWAGをご提案しています。「どんなアイテムが喜ばれるか分からない」という方も、お気軽にご相談ください。一緒に、あなたの会社らしいSWAGを作りましょう。

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Mybestpro Members

星野貴郎
専門家

星野貴郎(名入れギフトの加工販売業)

株式会社ジョリオ JORIO Co., Ltd.

贈る喜び、受け取る喜び、お返しする喜びを繋げ、人と社会の関係構築に貢献する。赤ちゃんと同寸の神社仏閣御用材で作る「お身丈命名書」の販売。7月10日「名入れギフトの日」制定など文化活動に尽力。

星野貴郎プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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